「人気占い師はよく当たる」はウソ?人気占い師と不人気占い師の違い
okanv / Pixabay
Pocket

今回は、

占い師の「人気」

について、書いてみようと思います。

 

占いが好きな方、興味のある方は、当然、

「よく当たる占い師」

に自分のことを占ってもらいたい、と思うはずです。

 

そして、当然の流れで、

評判の高い「人気占い師」を探すことでしょう。

 

ですが、

ここに大きな落とし穴があるんです。

 

実は、

「よく当たる占い師」=「人気占い師」

ではないんです。


 

そこのところを、私の実際の経験を交えてお話しします。

Sponsored Link

つい“答え合わせ”をしてしまう占い

私は恥ずかしながら、かつて

占いにハマっていた時がありました。

 

といっても、

かけたお金が数十万というわけではありません。

(もっと多額のお金を占いに出費した人もいると思います。)

 

私にとっての占いの目的は、こうでした。

 

・取り組んでいる夢が実際に叶うのか?を聞いてみたい。
(努力を無駄にしないためにも。)

・叶うなら、それはいつかを聞きたい。
(イメージし、それに合わせた準備をしたい。)

 

……こんな思いを抱きながら、

知人から聞いた評判の高い占い師の元に、

小旅行を兼ねて、何度か出かけました。

 

そこでは、何となくですが、

一応、答えてはくれます。

「その目標なら、いついつに叶いますよ」と。

 

で、私はそれをカレンダーに書き入れ、

それを信じて、日々過ごしていくわけです。

 

実際に期限の日が近づいてくると、私は焦り出します。

 

(あれ…? いっこうに好転する様子がないな…。)

 

と。

 

そして、とうとうその日が来ました。

……結局、まったくの外れ。

 

占いで言われた予言を心の支えにし、

その“答え合わせ”をするつもりで日々を過ごしていたのですが、

虚しく、空振ったわけです…。

 

そこで私はまた、

同じ占い師の元へ出かけました。

ちょっと問い詰めてやろう、と思って。

 

「全然当たらなかったじゃないですか!」

と。

 

しかし、

その占い師と対面し、数分後には、怒るどころか、

穏やかな顔をした自分の姿がありました。

 

お金をかけて、遠くまでやってきて、

しかも、占いはまったく当たらなかったのに……。

 

……私はそこでいったい、

何を言われたのだと思いますか?

Sponsored Link



「努力はしましたか?」

はじめ、私は占い師に対し、

強い口調で言いました。

「全然、動きがなかったんですけど?」

と。


すると、平然とした様子で占い師は言いました。

 

「できる限りの努力はしましたか?」

 

と。


私は答えに詰まってしまいました…。

 

正直、

自分がその間に夢を叶えるために全力で頑張ったかというと、

自分自身で疑問符をつけざるを得ませんでした。

 

占い師は言いました。

 

「運勢として『その日までにこんなことが起こる』

知ったとしても、

その人自身が、そのための努力をしなくては

せっかく叶うものも叶いませんよ」

 

と。

 

私は反省の気持ちを抱きながら、

占い師を責める気持ちを失ってしまったのです。

 

そしてその後、

 

「次、チャンスが来そうなのは、この時ですよ。

応援していますから、

また結果どうだったか報告しにいらっしゃい」

 

と言われて、その日はフィニッシュ…。

 

私は多少、モヤモヤした気持ちを抱えながらも、

(一応、来てよかったな。スッキリしたし。)

なんて思いながら、帰路に着いたのでした……。

Sponsored Link



占い事務所で働き、占いに興味を失う…

しかしそれ以降、

この占い師の元へは、行っていません。

 

私は今でも特にこの占い師に対して、

何の感情も持っていません。(怒りも、恨みも。)

 

でもその後も、

「占い」そのものには興味はありました。

 

やっぱり、

「親しい人にも話せない相談事」ってありますしね。

 

当たる・当たらないを抜きにしても、

「誰にも話せないことを話せるという価値」

は、あります、占いって。


そんな私はある時、

求人誌で、占い事務所の裏方の仕事を見つけ、

そこに応募します。

 

少なからず、占いを受けた経験もありますし、

興味は引き続き持っていたので、

それらを含め、自分を正直に語ると、面接に合格しました。

 

働いていた期間は、トータルで半年ほどでしたが、

ここでの経験は、本当に役に立っています。

 

何しろ、

今では、占いにまったく興味がないですからね。(^_^;)


 

では、いよいよ、

今回の本題について触れていきます。

(はい、まだ本題へ入っていませんでした……。)

Sponsored Link



「人気占い師」と「当たる占い師」はまったく別!

私が働いていた占い事務所には、

10人前後の占い師が所属していて、

私は、占い師の方々のスケジュール管理や、

お客さんとの電話を取り継ぐ役目でした。

 

仕事中はずっと忙しいわけではなく、

対面占いで待機している占い師の方には、

特別に、無料で占いをやってもらったりしました。

 

もはや、占いにどっぷりハマる私では

なくなっていましたが、

それなりに満足感を得ました。

(この頃、もう私は、占いというものは、

“答え合わせ”をするものではない、と思ってましたし……。)

 

どんな満足感というと、それは、

誰にも話せないようなことを話せた満足感です。

 

そして私は思ったのです。

「何でこんないい占い師が人気ないんだろう?」と。

実際、その無料で占ってくださった占い師の方、

その事務所で“ワースト1”といってもいいくらい、

人気のない占い師だったんです。

(人気がないから待機時間が長いのです……。)

 

それで私はその疑問を、

長年そこで働いている先輩に聞いてみました。

すると先輩は、こう答えてくれました。

 

「人気占い師と不人気占い師の違いはたった一つ。

それは、『またいらっしゃい』と言うかどうかだよ」

 

私は衝撃を受けました。

そうなんです。

人気占い師は、よく当たるから「人気」があるわけではないんです。

 

「またいらっしゃい」と言うから、

お客さんがリピーターになる。

リピートしてくれるから、

結果として、「人気占い師」になるのです。

 

そしてこの業界、面白いことに、

人気占い師には、どんどん人気が集中します。

 

人気占い師にはどんどんお客が集まり、好連鎖。

不人気占い師は不人気ゆえに誰も見向きされず、さらなる悪循環……。

 

でもある意味、これは当然とも言えます。

 

なんせ、

“自分で決めることができない人”

お客さんの大半なのですから。

 

占い好きの人は、こう考えるわけです。

 

「あの占い師が人気なのは、よく当たるからに違いない。

私もあの人に占ってもらいたい!」

 

と。


しかしここで、念を押して言っておきます。

 

人気占い師は、

よく当たるから人気があるわけではありません。

 

『またいらっしゃい』と言ってリピートさせるから、

結果として人気占い師になっているだけです。

 

私は占い好きの方に対して、

「今すぐ、占いで散財するのをやめましょう!」とは言いません。

(本当は言いたいですけど。)

 

でも、以上のことは、

ぜひ頭の片隅にでも置いていただけたらと思います。

Sponsored Link



追記

私がかつて、遠くまで足を運んだ占い師も、

実際、超人気占い師でした。

 

常時、20人くらい並んでいて、整理券システム。

(整理券が入手できなければ、その日の占いは受けられないシステムでした。)

 

……実際、相当、儲かっていると思います。

 

でも、当たりはしません。

 

そしてお客さんは、「リピーター」がほとんどです。

 

私なんて、珍しがられましたよ。

待合所でおばさんから

「え? あなたここ初めてなの??」

と驚かれたくらいですから。

 

占いビジネスって、来た人を「依存」させようというシステムが、

ベースにあるのです。

 

一回で終わらない・終わらせないのが当たり前の世界なのです。

Pocket

こちらの記事もおすすめ