波長の合わない人との接し方。理想論はあってもいいが、ちゃんと結論を出そう

Sponsored Link



Pocket

さて、最近あったことをネタに、

頭の中にあることを書いていきます。

最近、仕事関係で、

心から、

というか、全身全霊で、苦手な人と出会いました。

 

何が苦手だったかというと、

その人の話す”論理”です。

会話術といいますか。

 

私も一応、心理学はそれなりの心得があるのですが、

やっぱりリアルな対面の場だと、

会話や意思疎通に、苦労することは、実際あります。

Sponsored Link

Aさんとの会話

今回お話しする人物のことを、仮にAさんとしておきましょう。

Aさんは、

これまでのキャリアを買われ、

できたばかりの組織の中で、全体のマネージメントを任されました。

 

私は、その組織に属しているわけじゃないのですが、

仕事上、このAさんと連携を取らなくてはいけなくなりました。

 

Aさんは、上からきた指示を、私に伝える役割を担います。

 

しかし、これがですね、

”できたばかり”の組織だけに、

上からくる指示も「曖昧」なのでしょうね、

そのせいで、私にも、ハッキリとした指示が出せません。

 

私は指示に従って、依頼された仕事をこなす役割です。

ですから、

指示がハッキリしない限りは動けません。

 

だから訊くのですね、

「これは〜〜で〜〜だから、つまり〜〜をするということですか?」

「これは〜〜ですよね。これが〜〜ということは、〜〜じゃないんですか?」

というふうに。

 

するとAさんは必ず、

「とりあえずやってください」

「これを何度も説明する時間がもったいないです」

というようなことを言います。

 

でもそもそも、説明ができていないのです。

回数の問題ではありません。

確かに、説明できていない内容を何度繰り返しても時間がもったいないでしょう。

 

しかし、考えてみてください。

 

「時間がもったいない」

 

という物言いは、明らかに、私を責めています。

さも、

私が「指示に従ってくれない」

あるいは「ごねている」かのように。

Sponsored Link



責任転嫁の”高等”テクニック

私とAさんとの会話は、だいたいこんな感じでした。

次第に私はAさんに対して、不信感を募らせていきます。

すると、

Aさんの口から新パターンが飛び出しました。

 

「じゃあ、どうしたいんですか?」

 

と。

 

私は、さきほども申したように、

このA氏から指示を受けて、それ通りに仕事をする役割です。

「私がどうしたいか?」

という論点ではないんです。

 

ですが、この流れには、さすがにたじろいでしまいました。

内心、

「え? ちょっと待って? これ、私が今ごねているのか?

文句を言っているということなのか?」

と、胸をチクリと刺してきます。

 

自分が答えられないことを訊いてくる相手に対し、

曖昧な内容を伝え、

とりあえず自分は”やるべきことをやった”ような顔をする…

 

そこを突っ込まれると、

 

「時間がもったない」という、

誰しもが否定できない一般論で押し切る…

(時間が貴重でない人などいません。)

 

それでも回避できなかったら、

質問を質問で返す

 

私は、このAさんの会話術に、

”百戦錬磨の手練れ感”を感じました。

この人はずっと、このやり方でやってきたんだろうな、と。

 

それくらい自然な流れでした。

そして、私はある種、おそろしさを感じ、

関わり合いを持つことをやめました。

 

(この方と接し始めた時点ですぐに微妙な違和感はあったので、

これも、いきなりの決断ではなかったんです。)

「ウラ稼業の人」の心理術

心理学というのは、面白い学問で、

すべての人が毎日、触れています。

また、あくまでも学問ですので、

 

それを(心理学的知識を)、

 

知っていることを”知っている”人

 

と、

 

知っていることを”知らない”人

 

 

に分かれます。

 

少々ややこしい言い方ですが、

心理学を知識として知っている人が

それを使いこなして世の中をうまく渡っている…

のではなくて、

 

知識は、あくまでも知識。

体得しているのとは、別です。

 

ですから、

 

実際、使いこなしている人(体得している人)は、

知識として持っていなくても、

自然と使いこなしている人が多いのですね。

 

これはウラ稼業の人がまさにそうです。

心理学的には、

アンビバレンスの法則

というのですけれど、

 

たとえば、

ウラ稼業の人が、愛人を作って、

その愛人は本当はその人と別れたいと思っているのに、別れられない…

これはなぜか?というと、

そのウラ稼業の人が、

時に暴力を振るい、

かと思ったら、愛の言葉をささやきながら激しい愛情表現をする

ことを繰り返し、

結果的に、メロメロにしてしまっているのですね。

 

これを一応、

心理学的には「アンビバレンスの法則」といいます。

感情の振り幅が大きく揺れることで、心の奥底で満足感・充実感を覚えることです。かしこまった言い方をすると、同一の対象に愛情と憎悪という反対の感情を持つことです。「殺したいほど憎らしい、でも好き…」というやつですね。

もちろん、ウラ稼業の人は、こんな法則名は知りません。

でも、使いこなしているのです。

Sponsored Link



「合わない人」とは距離を取るのがお互いのため

人は生まれ育った環境によって、いろんな思考・思想が形成され、

それが一つの人格を形成していきます。

 

ある環境に置かれることが多かったら、

そこを乗り切るのに一番効率的な方法が、自然と身につき、

それが、その人の基本的な思考パターンなり、思想なりになっていきます。

 

最初の話にまで戻すと、

私が彼と接していて感じた、ある種の”おそろしさ”は、

彼と接していく中で、

”埋められない溝”

のように感じたのです。

 

これは別に、

「じゃあ、みんなでその人を避けなきゃ!」

ということではないんです。

彼とうまくやれる人とは、うまくやれるでしょう。

 

人の悩みというのは、そのほとんどが人間関係ですが、

 

「この人とは、もっとうまくやれるはずだ!

だからもっと私がうまくやらなくてはいけない!」

 

なんて思っていると、深みにハマります。

一生そこを抜け出せなくなるでしょう。

 

合わない人とは、(もし可能であれば、)

できるだけ距離を取るのが、お互いにとって良いこと

だと思います。

 

国と国との問題でも、こういうのありますよね。

距離的に近い国だから、顔立ちだって似てるんだから、

絶対にお互いを理解できるはずだ…とかいうの。

…あれは誤解ですね。

 

人との接し方においては、

直感を信じることも大事、

そして、

理想論を掲げながらも、

積み重ねた事実から見えてくることを、ちゃんと分析し、結論を出すことも

大事です。

 

というわけで今回はここまで。

ではまた。

学校や仕事、嫌なことからは逃げればいい。生きる世界を広く持とう

2017.09.28

終わりのない毎日に「運」はやってくるか?

2017.10.21

「頭がいい」とはどういうことか?その定義を考える

2017.10.02
Pocket

あわせて読みたい



Sponsored Link



ABOUTこのブログをかいている人

演劇と文筆活動をしながら、画家の助手、占い師の助手、著名人のゴーストライターなど、数々の”珍職”を経験。現在は、童話作家、フリーライターの顔を持ちながら「ストーリーカウンセラー」としても活動中。こちらのブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決する方法・考え方を中心に、個人的に興味のあることを”総合的に”紹介しています。