ビタミンCで下痢になる理由と、あなたが飲むべき量の見つけ方
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さて、

ビタミンCは、人間が口にする物質の中で

最も安全な物質な一つ

と言われているわけですが、


ど〜もこれに疑いを持つ人がいるようなので、

 

今回は、

「ビタミンCが下痢を引き起こす理由」

と、

「“自分”が飲むべきビタミンCの量の探り方」

について、お伝えしていこうと思います。

そうです、実は個人個人で、飲むべき量が違うんです、ビタミンCは。

 

(これだけは言っておきますが、

ビタミンCによる下痢は、まったく悪い下痢ではありません。

気になる方はこの先をどうぞ。↓)

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目指せ!ダイナミックフロー

ところで、みなさんは、

スーパーサイヤ人

になったことがありますか?

(何だ? とつぜん)

 

えーと、

私もないです…。^^;

 

頭が金髪になって逆立って、

大幅に戦闘力がアップする、あの

“スーパーサイヤ人状態”

ですが、

 

あれって、

同時に、

「気」が溢れまくっているわけですよ。

 

ちょっと今回、

そんなことを踏まえて、

ビタミンCの話題に入っていきますね。


ハイ、では行きます。



 

「ビタミンCをこれから常飲していこう」

という方は、

 

「血中濃度」

 

という言葉をぜひ覚えていてください。

 

どういうことかというと、

 

ビタミンCが血液中にどれくらい含まれているか

(つまり、ビタミンCの血中濃度)

を意識するということです。


 

ビタミンCは、

「とりあえず、1日1回飲んどきゃいいんでしょ?」

ってものじゃないんですね。

 

ビタミンCの“経口摂取”(口からの摂取)を

1日に数度、繰り返すことによって、

ぜんぜん違った効果が得られるからです。

 

ビタミンCの血中濃度が下がりきる前に、

次のビタミンCをまた飲めば、

ビタミンCの血中濃度が、

少し上昇します。

 

ビタミンCを連続摂取して、

体をビタミンCで満たしている状態、

 

この「満タン状態」を、

 

「ダイナミックフロー」

 

と言います。

 

要するに、

“ビタミンC”が溢れちゃっている状態です。

 

言ってみれば、これ、

スーパーサイヤ人状態みたいなものですね。

(あっちは“気”が溢れているんですけど。)

 

で、

このダイナミックフロー状態にある人は、

なかなか病気にならないそうです。

 

…なんて素晴らしい。


(ちなみに、「ダイナミックフロー」と命名したのは、マンチェスター・メトロポリタン大学のスティーブ・ヒッキー博士とヒラリー・ロバーツ博士。……ちゃんとした名称なのですよ。)

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「ダイナミックフロー状態」はなぜ無敵?

「血液中」にビタミンCがいっぱいになると、

「赤血球」がビタミンCをゆっくり取り込み、

やがて満たされると、

赤血球はビタミンCの取り込みをやめます。

 

この時、

「血液中のビタミンC濃度」と、

「赤血球のビタミンC濃度」は、

平衡が成り立っています。

 

血液はさらに、

全身のさまざまな組織にビタミンCを運んでいきます。

 

そしてそのうち、

組織のビタミンC濃度は、

血中濃度を上回ります。

 

これがつまり、

ダイナミックフロー状態。

 

こうなると、

ビタミンCは

組織から血液へも逆に移動できる状態になるので、

 

血液中のビタミンC濃度を、

一定期間、高く保つことができるようになります。

 

こうなると、

体内に入ってきたバイ菌とすぐに戦えます。

 

つまり、

感染症にかかりにくい、というわけです。

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じゃあ、どれくらい飲めばいいの?

血中濃度

この言葉を覚えたら、

できたら、もう一つ覚えてください。

 

それは、

 

「腸管耐容量」

(ちょうかんたいようりょう)

 

という言葉です。

 

これはつまり、

あなたの腸管(つまり腸)が、

一度にどれくらいのビタミンCを受け取めきれるか、

その“受け止めきれる量”ということです。


さて、ようやくここから

今回の本題に入っていきます。

 

ビタミンCで下痢になってしまうことがあるのは、

簡単に言うと、

この腸管耐容量を上回ってしまっている、

ということなんです。

 

ビタミンCがすでにダイナミックフロー状態になっていて、

特に体内のバイ菌とも戦っていない…

それでもなお、ビタミンCを採り続けると、

 

“腸管そのもののビタミンCレベル(浸透圧)”

が高くなり、

 

それを解消しようと

大腸壁から大量のが腸管に流れ込み…

それが下痢となるのです。

 

腸からすると、

「もうそれくらいでいいですよ、

要らない分、もう流しちゃいますからね!」

 

ということです。

 

これが、ビタミンCが

「腸管耐容量に達した」ということです。

 

(ちなみにこの下痢は、食あたりの下痢などとは違ってほとんど痛くありません。ですから恐れる必要はあまりありませんし、「便秘」の人などは、むしろこの仕組みを“利用”してください。)


で、この腸管耐容量はですね、

人によって、違います。

 

ですから、

 

ダイナミックフロー状態を狙いながら、

なるべく、下痢にならないくらいの量

 

を、自分で見つけるのがいいわけです。

自分に適したビタミンC量の見つけ方

体力が落ちている時とか、

病気の時などには、

ビタミンCの必要量が変わってきますので、

 

個人でも、

調子の悪い時には多めに飲む、

などの工夫をする必要があります。

 

「……うーん、

それだと果たして自分がどれくらい飲めばいいのか、

手がかりが少ないなぁ」

 

と考えるあなた。

次のことをちょっと参考にしてみてくださいね。

 

ビタミンC学の権威であるクレナー博士は、

「予防量は治療量の5分の1」

と言っているようです。

 

で、予防に用いるビタミンC量は、

「1日に体重1キロあたり、70ミリグラム」であると。

 

ですから、

 

体重60キロの人は、

1回1グラムを1日に4回

 

ということです。

 

ちなみに、

 

私は体重70キロくらいですが、

だいたいこれくらいの量を飲んでいますね。

(1日に1グラムを4回飲みます。)

 

厳密にオーバーフロー状態を狙うなら、

もう少し、間隔を詰めても大丈夫だと思いますが、

(ほとんど下痢することないので)

 

まぁ私は、

ビタミンCと長〜く付き合っていくために、

とにかく、気楽にやっています。(^ ^)

 

もちろん、

ほとんど私、風邪もひかないし、

病気することないですよ。

 

みなさんもぜひ、

ここまでのことを参考にしつつ、

ぜひ、気楽に取り組んでいきましょうね。

 

……ちょっと今回、難しい内容も含まれていましたが、

なるべくスマートに語ったつもりです。

 

もっと詳しく知りたい方は、

参考図書のこちらをどうぞ。↓

ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社+α新書)

 

では、

今回はここまで。



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