ドナルドキーンさんが今お住まいの自宅とその功績の数々

Sponsored Link



Pocket

わたしたちがいつも何気なく暮らしている

この、日本という国に、

多くの外国人観光客がやってきます。

外国からやってきた人たちにとって、

日本はとても不思議で、

そして、

とても魅力的な国だと言います。

わたしちだって、

外国人観光客と同じ視点を持てば、

毎日がとても刺激たっぷりに過ごせるのかも知れません。

今回は

そんな日本の魅力にとりつかれ、

ついには日本に帰化した

日本文学者・ドナルドキーンさんを紹介します。

Sponsored Link

ドナルドキーンさんって、どんな人?

ドナルドキーンさんは、

1922年生まれ、アメリカ出身、現在93歳の

日本学者であり、

日本文学者です。

(日本人でさえ難しい、日本の文学を研究されています。)

1940年、18歳の時、

「厚い割に安いなぁ」

という理由だけで、

日本の「源氏物語」を偶然手にし、

そこから日本研究の道に入ります。

しかし翌年、

日本は英米に宣戦布告し、大平洋戦争が開戦。

運命は皮肉というか幸運ともいうべきか、

彼は、

太平洋戦争でアメリカの敵国となった

日本の”情報分析係”として、

日本語を学ぶことになります。。

終戦し、

在籍していたコロンビア大学に復員すると

「東洋研究科博士課程」を修了した後、

今度は、

京都大学大学院に留学。

その後も、

日本研究を深めながら、

日本に足繁く通い、

川端康成谷崎潤一郎三島由紀夫など

名だたる作家と交流を深めながら、

古典から現代文学にいたるまで広く研究し、

海外に紹介し続けました。

キーンさんのおかげで、

三島由紀夫は、

「世界のミシマ」になりましたし、

(三島由紀夫には特に外国人の熱狂的ファンがついています。)

川端康成は、

ノーベル文学賞を受賞することができた

といっても過言ではありません。

外国人でありながら

「日本文学の国際的評価」

を高めるのに、

非常に貢献した方です。

外から見た日本、そして日本の魅力とは?

故・司馬遼太郎との対談で、

キーンさんは

「日本人はいまだに自分たちは世界の一員であることを、表面的には認めても、生活の上では感じていないのではないか」

と指摘しています。

キーンさんは、自身の戦争体験の中で、

日本人にとって日記がどれだけ特別なものかを感じ取り、

さらにはそこから、日本人の文学に興味を持ちます。

そこから見えてきたのは、

「日本人の美しい精神性」

でした。

しかし、外の世界では、

日本は、恐ろしい軍国主義の国であると紹介され、

中国などを侵略して人々を苦しめる

悪の国であると認識を持たれていました。

キーンさんは、生涯をかけて、

その誤解を解こうと尽力してくださったのです。

司馬遼太郎さんが亡くなってから

間もなく来年で20年になります。

「世界の国々が自分たちに持つイメージに、恐々として、

自分に自信を持てない日本」

は、それから果たして、

変わることができたでしょうか?

スポンサードリンク


東日本大震災を機に日本国籍を取得

東日本大震災の混乱の中、

略奪や犯罪行為がほとんどなかったことで、

世界の人々は日本人を見直しました。

また、地震や津波、原発事故の後にも略奪を始めとする

反社会的な行為がほとんどなかったことも、

日本の民度を世界に示すこととなりました。

しかし原発事故の件もあり、

多くの外国人が日本を離れたのも事実です。

キーンさんは、そのタイミングで日本国籍を取得することで、

「私は日本に行き、そして、ずっといる。

『日本人を信じます』というメッセージを、

世界中に知らせたかった」

と語っています。

キーンさんの日本永住を機に、

平成25年9月には

「ドナルド・キーン・センター柏崎」が作られました。

現在、キーンさんは、ニューヨークの自宅を引き払い、

かつてから日本滞在の住まいであった、

北区西ケ原で暮らしいるそうです。

わたしたち日本人のこれから

以下、キーンさんの文章の引用です。

 謙遜してか「日本の何がいいのか」と聞く日本人がいる。どうして、そんなことを聞くのか。

東京そして日本は人も街も素晴らしく、私には
世界のどこよりも住みやすい。

しかも毎日が刺激的だ。

キーンさんは、外からの目を持って、

わたしたち日本人に日本の魅力と誇りを再認識するよう、

今も働きかけ続けています。

現在93歳と高齢のキーンさんですが、

もしその目が永遠に閉じられる、

その瞬間が来た時、

わたしたち日本人は、

自信と誇りに満ちた頼もしい姿

を、見せてあげることができるでしょうか?

日本人として、降りかかる天災に対して、今すべきことは?
>>霧島山噴火のニュースの先にはどんな出来事が待っているか?

中国人は今の日本をどう見てる?中国人観光客の本当の目的とは?
>>ウー・ヨンミンって誰?爆買いそして、噂の亀ゼリーとは?

Pocket

あわせて読みたい



Sponsored Link



ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。