浅い関係の人と話すのが苦手な方へ。実体験を踏まえた「年上との会話のコツ」
takazart / Pixabay
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どうも、まくしーです。

 

自分が人から言われた忘れられない言葉に関するエピソードを

お話しするこのコーナーですが、

今回お送りするのは、これ↓

 

「お前と議論するつもりはない!」

 

です。

 

なかなか強烈な言葉ですが、私がこれを実際に言われた状況と、

今、この言葉に関して、私が思うことなどをお話ししたいと思います。

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ビデオ複製のアルバイトにて

私は20代の間、ず〜っと、

「役者童話作家を目指している若者」

というキャラクターだったので、

本当にいろんなアルバイトをしたんですね。

 

そういうのを目指していたからって、

別にたくさんの種類のアルバイトをしなくたっていいんですけど、

私は何をしていても、

 

「別にこれやりに東京出てきたわけじゃないしなぁ…」

 

と、すぐ思っちゃうんです。

 

だから、

ほんと、無闇にアルバイトを転々としていました。

(リアル・キッザニア状態です…。)

(↑分かる人だけ分かってください。)

 

で、

そのたくさんやったアルバイトの中で、

『深夜に、ビデオデッキが500台ある部屋で、

講義ビデオを“複製”する』

というバイトをやっていたことがあるんですね。

 

これ、約1年ほどやりました。

 

講義というのは、

“MBA”の資格を取るための勉強をしている人たちに向けての講義です。

 

要するに、その授業風景のビデオを、

通信教育をうけている人たちのために、

たくさん複製していたんです。

(ちなみにMBAというのは、公認会計士の人たちが

さらなるステップアップを図った時に狙う、よりグローバルな資格です。)

 

アルバイトとしては、

メチャクチャおいしいバイトでした。

週4勤務で、

ひと勤務が、22時〜翌朝9時までの拘束。

 

11時間拘束なんですけど、

だいたい労働時間は、平均3時間

くらいだったでしょうか。

 

空いた時間で、私は童話を書き、

漫画家志望者の人は、漫画を描き、

脚本家志望の人は、脚本を書き、

昼間、別の仕事をしている人は、寝てましたね……。

(けっこう、いろんな人たちがいたんです。私入れて5人でしたけど。)

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「お前と議論するつもりはない」

昼間に仕事をしている2人は、

私を含めた残り3人より、年齢層が高くて、

10個くらい年上なんです。

 

そのうちの1人だったんです。

 

「お前と議論するつもりはない」

 

と言われたのは。


(これを言った相手を仮に「Sさん」としておきます。)

この時、何の会話でこのセリフが飛び出したのか、

あまり覚えてないんですが、

いつも込み入った会話はしない、このSさんと、

ちょっと打ち解けた会話ができそうな雰囲気になったんです。

(私はそう思ったんです。)

 

で、そんな時に、

Sさんが言ったことに対して、ちょっと別角度の意見を私が言ったんです。

 

すると……

 

「お前と議論するつもりはない」

 

と、ピシャリと言われました。

 

……嫌な奴だと思いましたね。

 

まぁ、その人、

私のこと、リアルに、見下してたんですよ。

 

同時に、

その人自身が世間一般に対して、

ものすごく強烈なコンプレックスを抱いているような人でした。

(ちなみにこのSさんはバツイチで、離れて暮らす子供アリ。)

 

実際、Sさんはことあるごとに、

 

「昼間の仕事と、この仕事を合わせれば、

オレはそれなりに稼いでる!文句あっか!

(世間になめられてたまるか!)」

 

みたいなこと言ってました。

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Sさんはなぜ怒った?

ここからいきなり、

心理学の話になります。

 

“人を味方にする時のテクニック”

というのがありまして、

それはこの2つ。

 

●相手の言ったことを絶対に否定しないこと

●「それはこうしたらいいですよ」と、アドバイスをしないこと

 

人間というのは、

基本的に「変化」を嫌う生き物です。

 

相手の言ったことを“否定”するというのは、

相手の考えを

「変えさせようとしている」

ことと同じなんです。

 

ここから考えると、

 

「10個下の若造だった私」が、

ちょっと親しげな雰囲気だったからって、

違う見方の意見を言った時に、

 

この「Sさん」は、

もともとコンプレックスも強いだけに

カチン!

ときたんです


そもそも、それぞれの意見をぶつけ合うような

“議論”というのは、

立場が同じでないとできません。

(少なくとも双方にきちんと発言権が与えられていないとできません。)

 

Sさんは、世間と張り合うだけで精一杯。

背伸びしていきているような方でした。

(実際、いつも先の尖ったシークレットシューズを履いている人でした。)

 

10個も下の若造と、

“同じ立場”かのようなトークを

和やかに、

さも当たり前のように、

したくはなかったんでしょうね……。

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「会話」っていったい何なのか??

あれから私も歳をとりましたが、

今でもこうやってあの時のことを思い出して、

Sさんの気持ちが

「分かる、分かる」

共感することはできません。

 

ただ、

“理解”することはできます。

 

やっぱり今でも、

「嫌なやつだったなぁ……」

って思いますけどね。(^_^;)

 

ただ、この時のことの結論として

私が言いたいのは、

 

関係性があまり深くない人との会話では、

別視点の意見なんて、

気軽にしないほうがいい

 

ってことです。

 

ついつい人は(私も含めて)、

会話って、

「意見をぶつけ合うこと」

だと思ってしまいがちですが、そうじゃないんです。

 

やっぱり、

関係性の深くない人を、

できるだけ“自分の味方”にするためには、

話を“ただ聞く”のが一番。

 

自分を無闇に出さずに、

まずその人を

気持ちよくしてあげるのがいいんでしょうね。

 

(……その人を味方にしたければ。)

(したくなきゃ、どーだっていいんですけど……。)

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