石黒浩の作る美女ロボットと結婚は出来るのか?

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一口にロマンチストと言いましても、

いろんなロマンチストがいるわけです。

ただ単に、

現実を見ることから逃げているのは、

よくないロマンチストですね。

科学者というのは、

たとえそれがのような話であっても

「仮説」を立ててみて、

それを立証するために、

研究し、現実と戦う

かっこいいロマンチストです。

今回取り上げるのは、

「ロボット」という

まさに夢のような分野を研究する

シビアなリアリストである、

ロボット学の科学者、

石黒浩さんです。

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石黒浩さんってどんな人?

石黒浩さんは、

1965年生まれ、滋賀県出身の現在48歳。

大阪大学の教授にして

日本ロボット工学の権威です。

一見、不愛想なキャラクターながら、

NHKの番組などには、たびたび出演し、

その独特な考え方や鋭い私見を披露しています。

大きな功績としては、

自身の率いる知能ロボット学研究室が

ロボカップ世界大会

競技ヒューマノイドクラスにおいて

2004年から2007年まで4連覇達成

2007年には、

CNNの「世界を変える8人の天才」に選出。

さらに

「世界の100人の生きている天才」においても、

26位になっているというスゴイ人です。

(世界で26位ですよ?)

2013年には

大阪・ミナミの高島屋大阪店において、

開発した人型ロボット「ミナミ」を披露。

このミナミは、

「ジェミノイドエフ」という女性型人型ロボットで、

26歳のアイドルという設定。

そのあまりの美女ぶりとリアルさが話題を呼び、

当時公開していた彼女のTwitterには

1200人ほどのフォロアーがつき、

このヴァーチャルアイドルに、ひっきりなしに”愛の言葉”を送っていたのだとか。

また最近ですと、

テレビ番組で使われた

マツコデラックスのアンドロイドの作者としても有名です。

ちなみに石黒さんは結婚しており、

自分の娘のアンドロイドを作って

その反応を見てみたこともあるそうです。

(気味悪がって

「もう二度とパパの研究室に行かない」

と言われたそうですけど…。)

人間に心はない?

彼の代表作は、

ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書)
という本なのですが、

彼はその中で

「人間に心はない。人は互いに心を持っていると信じているだけである」

と語っています。

例えば、

喜ぶべきことが起きたから喜ぶ…
怒るべきことが起きたから怒る…

のであって、

ずはじめに、心ありきではないのだ、と。

そういった意味でいうと、

自分の気持ちを一番知っているのは、意外にも自分ではなく

その言動を見聞きする他人であると。

…面白いですね。

ロボットを人間に近づけていくための研究は、

そのまんま、

人間を知るための研究になっていったわけです。

そんな流れから、

現在彼は、

青年団主催の平田オリザ氏と組んで、

ロボット演劇プロジェクトにも取り組んでいます。

平田オリザ氏の演出方法が、

ロボット演劇に適しているのと同時に、

石黒さんが持つ「人間に心はない」という考えの

立証につながると考えたのでしょうね。

ちなみに平田オリザ氏はこう語ります。

俳優とはロボットである」と。そして、

「役者に心は必要ない」と。

平田氏は、

相手との距離の取り方や、

セリフの細かい”間”を調整することで、(演出することで、)

観ている人の中に

感情を生むことができると言います。

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ロボット演劇が誘う「人間の未来」

石黒氏と平田オリザ氏とのプロジェクトは現在も続いており、

人間とアンドロイドが共演する

ロボット演劇「さようなら」

映画化もされました。

わたしも非常に関心があり、

これを観てみたのですが、

演劇同様、非常に”間”を贅沢に使って

スクリーンの中のロボットの感情表現がなされていました。

不覚にも、

ロボットの芝居で涙を流してしまった次第です…。

今後もロボットは

動きに関しても、喋りに関しても、どんどん進化していきます。

そのうちいよいよロボットに感情が生まれるかどうか?

…ではなく、

もう、そこに(ロボットに)感情はあるのです。

平田オリザ氏は、

石黒氏の著書「ロボットとは何か?」の中で、

「将来的には、

人間の役者とロボットの役者の割合が

半分半分になるだろう」

と語っています。

漫画やアニメに出てくる

強くてかっこいい

ヒーローのようなロボットより、

人間はまず、

ロボット工学によって、

自分たち自身の

”心”の存在について深く考える

ことになるのですね。

…うーん、

となると、

話は少し飛躍しますが、

ゆくゆくは、

ロボットとの結婚も可能な世の中になるでしょうか?

ちなみにわたしの叔父は、かつて

「結婚に愛情は必要ない」と、

何だか平田オリザさんと似たようなこと?を言っていました…。

少し脱線してしまいましたが、

ロボット(特に人型のロボット)って、

本当に面白いです。

今後も、石黒さんの

ロボット研究から目が離せませんね。

この方もNHKの番組によく出ている元・科学者です。…”元”になった理由がまた面白い
>>竹内薫を襲ったスキャンダルと小保方晴子論に子供は?

人間の心って家庭環境にもすごく影響を受けますね…
>>寺田心が何となく怖い?その家庭環境と鈴木福との関係は?

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ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。