自己嫌悪の意味とは?それは克服するのではなく従うもの

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私はあまり、当たり前のことは言いたくありません。

「当たり前」って、

だいたいは間違っていることが多い

と思っているのです。

(…ちょっと言葉がおかしいですかね?

とりあえずこのまま読み進めてみてください。)

たとえば、株やFXだと、

市場の9割が上がると予想した場合は必ず下がる

のだそうです。

(私も何となくこれは実感があります。でも、投資家同士、常に腹の探り合いをしているので、その9割がどっちなのかがわからないわけですが…。)

あとは、こんなこと、よく言いますよね。

「やりたいことをやるのは難しい。」

…これに続くのはだいたいこうです。

「まずやりたいことを明確にして、

そのためには何をやるべきかを考え、

その次は自分ができることとできないことを考え…」

と、こんな感じ。

…当たり前ですね。

たとえて言うなら、

歯を磨くためにはまず洗面所に行き、歯ブラシを手に取り、歯磨き粉のチューブを手に取ったら、それをブラシの上に出して…

くらいに当たり前ですね。

だから、これも嘘だと思うのです。
(いや、歯磨きの件は本当ですよ?)

そもそも、

やりたいことなんて明確にできるはずがない

じゃないですか。

そして、

やりたいことをやるのは、

決して難しいことではありません。

…では、今回のお話、行ってみましょう。

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向上心って本当に必要?

こんな話があります。

ある時、悪魔たちのあいだで、次の大統領を決める悪魔会議が開かれました。

現職の大統領が、候補の3人の悪魔に聞きました。「お前たちは、人間界で何をやってきた?」

1人目はこう答えました。

「私は新種のウィルスを捲き散らしてきました」

2人目はこう答えました。

「私は人間どもに暴力と破壊の楽しさを教えてきました」

最後の3人目はこう答えました。

「私は聖者になり済まし、彼らの前に立って言いました。『あなたたちは神の子だ』と。どんなに苦しくても頑張るのだ。いつの日か、完全な自分になった暁には、自分が神の子だったことを知るだろう」

現職の悪魔大統領は言いました。

「お前こそ完璧に仕事をやってのけた。これで人間が神の子だと言うことを知る日は永遠に来ない。お前が次の大統領だ」

と。
(出典:阿部敏郎「さとりの授業」より、抜粋し簡略化)

…話の筋はかんたんですが、

ちょっと結末の意味がよく分からないという方もいるかと思います。

要するに、

「向上心を持ち続けている限り、

永遠に満足するということはない」

という意味です。

努力はいいこと、

向上心を持ち続けてることはいいこと

というのは、

ある意味で、「結婚とはいいもの」と言っているようなものです。

どう意味かというと、

「見る角度によって全然違う」

ということ。

確かに、

努力や向上心を持って能力を高め、

できないことができるようになって、

結果、

幸せ感を高めることはできます。

しかしたとえ、

それをサボったとしても、

あなたは

「サボる」という一番やりたいこと

をやったというだけのこと。

結局、

自分がいちばんやりたいことは、常にできている。

苦しんでいるのはなぜかというと、

「自己嫌悪」が発生するからです。

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自己嫌悪の感情が一番大切

私に知人でこんなことを言った人がいます。

「40歳を過ぎて数年経つけど、自分のやりたいことなんて未だに分からない。

そもそも今の日本のシステムだと、20歳そこそこで”自分のやりたいこと”を見つけなきゃいけなくなってるけど、

そんなもの、20歳そこそこで見つかるはずがない」

と。

この方は、これを言った1年後に、

あれよあれよで、何と、

地元の市長になりました。

そして、この言葉はずっと私の頭の中にこびりつくこととなりました。

人が悩み、迷い、苦しむのは、

理想と現実が違うから。

じゃあその理想はどこから来たの?というと。

自分が勝手に作ったものです。

そして、自分の毎日は

自分がやったことでのみ、作られている。

少なくとも、

(できる範囲で)

やりたいことはできている…

と言えます。

理想を持つな、とか、

できる範囲でやりたいことを考えなさい、

なんて言うつもりはまったくありません。

肝心なのは、そこで起きる

自己嫌悪の感情とどう向き合うか?

です。

やりたいことはできていても、自己嫌悪をしてしまう…

でも、もっと気持ちよく生きたい。

それなら、

その自己嫌悪がなるべく起こらない道を選択すればいいだけ。

正直、

”努力”とか”向上心”とかは

あまり考える必要がないと思います。

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自己嫌悪は”克服”せずに”従おう”

「あー、また自己嫌悪に陥ってしまう。

もっと努力しなきゃ」

…ハイ、これは私もいつも思います。

でも、ここで自分を責めるのは間違い。

「お、私、今、自己嫌悪してる!これはヒントだ!

つまり、自分の心の中は、これの逆を求めてるんだ!」

こういう風に、

自分を責めるのではなく、

「なるほど〜」

と冷静に受け止めるのがいいと思いますね。

目標も、夢も持っていいんですが、

その設定を間違って

自分を嫌いになっちゃったらバカみたいですから。

…そのへんは常にバランスです。

「ここ、今がんばっちゃったら、もしかして私こうなっちゃう?」

みたいなイメージを持って、

常に

”自分”を楽しませてあげられるように

その都度、選択をしていきたいですね。

そのためには、時には自分を甘やかしたり、逃げたりするのも

「手」です。

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ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。