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書くのは大人、読むのは子供…それが童話
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童話に関しては、

昔からやっているわりには

「ずっと足踏みしているなぁ(チャンスを掴めずにいるなぁ)」

という気は否めません。

別に言い訳ではないんですが、

公的な高い評価を得るには、

童話特有の”難しさ”って、あるんです。

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感覚的な面白さをどう”論理的に”書くか?

前述した童話の世界の”難しさ”って、つまりはこういうことです。

 書くのは大人、でも、読むのは子ども


ってこと。

もっと言うと「買い与えるのも、大人」。

だって子供自身が気に入る内容でも、

その親が買い与えなきゃ、子供に届きませんから。

子供に届ける前に、親の(大人のフィルター)もクリアしなきゃいけない。

 

論理的に捉えがちなのが大人。

一方、

感覚中心で読むのが子ども。

 

感覚として面白いものでも、

論理的な視点での評価も、勝ち得ないと、

世に出ていけません。

(面白そうなだけじゃなくて、ヒットする保証がないと制作費がおりないエンタメの世界もこれと同じ。)

 

がしかし、

世の中の全ての事象は、論理的には語れません。

 

だから人間は、そういうことに対し、どこかであきらめ、

未知のものへある種、畏れや敬意を持って生きることが大事なんじゃないでしょうか。

(昔話って、世の中の未知に対する畏れを納得のいくようなファンタジーで説明してあって面白いです。)

 

でもまぁ、論理的に理解できたほうが、

自分の中にきちっと落とし込めるのは確か。

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『8月のラプソディー』が語るもの

黒澤明監督の映画で、『8月のラプソディー』というのがありますよね。



(私が人生で、一番繰り返し観ている映画かも。)
(私にとってのベストではないんですけど…。)

何かすごくコレ、不思議な魅力のある映画です。

観た後、印象に残るのは、

調子っぱずれのオルガンが奏でる「のばら」のメロディーと、

最後の、あの、

雨の中をおばあさんが走る姿…

そしてそれを必死で追いかける家族の姿…。

 

とてもじゃないが、

私には、あのラストを論理的に理解できません。

…しかし、「8月のラプソディー」が、何とも好きです。

 

黒澤明監督は、あの作品の中で、

自分の伝えたいメッセージを、わざと、

分かりやすい形では演出していません。

 

これに対し、

「訳わかんなくて、面白くない」

と言ってしまえば、それで終わり。

 

こういうのって、何でもそうだと思うんです。

 

個人(レベル)の頭の中でも、

常に、

世間体などを気にする左脳(論理的思考をつかさどる)と、

自己本位に、本能的に生きたがる右脳

とが、あります。

 

世の中、いろんな分野で、論理感覚が対立していて、

そのどちらが好きか…は、置いておいて、

どちらもおろそかにすることは出来ません。

 

「童話の作品作り」でも「自分の人生そのもの」においてもそうなんですが、

結局、私がずーっと目指しているのは、

 

“論破されにくい、感覚主体の作品および人生”

 

なんじゃないかなぁ、と思っています。

 

※だから、私、自分を”分析”するのが、結構好きです。自由に行動した後「なぜ私はあのような行動をとったのか?」と考えて、自分なりの結論を出すんです。そうすると精神的にも落ち着きます。

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