なぜ韓国人の名前は漢字表記しなくてはいけないのか?

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韓国大統領府の内部資料流出問題に関連して

連日、ワイドショーなどで、焦点となる韓国人の名前が躍っています。

その主役ともいえる

朴 槿恵(パク・クネ)

…これくらいはもう読めなきゃ恥ずかしいレベルになってきますが、

辺 真一(ピョン・ジンイル)

とか、このへんももう自然と覚えちゃいますよね?
ちなみにこの方は評論家。

あと

崔順実(チェ・スンシル)

このへんもいい加減覚えちゃいますよね?

…でも、

ちょっと待ってください。

なぜ、私たち日本人が普段使わない漢字やその読みを

覚え(させられ)なくてはいけないのでしょう?

今回は、韓国人の名前の漢字表記について。

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ハングルの歴史には日本も関わっている

この問題を考えるのに、まずは、

ハングルのルーツから辿っていきましょう。

 

元来、朝鮮王朝は

固有の文字を持たず

口伝であったり、漢字を借りて表現していました。

15世紀の半ばに当時の国王が

独自の文化としてハングル作成を推進したのが、
ハングル文字の始まりです。

漢文が難しいので、庶民のためにハングルを広げようとしたのです。

 

しかし結局、

当時の両班が公文書には使えないとして、
これはいったん放置されます。

(漢字から「ひらがな」を生み出した日本人は、改めてスゴイですね…。)

 

その後1897年、

日本の小倉昇平氏が

「朝鮮語、ハングル学史」で

漢文教育主体で90%以上が文字の読めない韓国(朝鮮)の人達の教育に使いだし、

 

1913年、

日本統治下の韓国(朝鮮)において本格的に
小倉昇平、金沢昇一郎博士によるハングル教育が始まりました。

 

そうです、

韓国(朝鮮)のハングルの普及は、

日本人言語学者と教育学者を中心とする専門家の努力によるものなのです。

 

この背景として、
当時の日本の立場としては、朝鮮が、中国やロシアにしょっちゅう茶々を入れられる国であるよりは、

独立した国家然たる国家であって欲しかったのです。

そのためには独自の言語が必要であろう、と。

お隣さんが脆いと、自分たちの立場も危ぶまれますから。

 

ついでに言うと

そもそも、朝鮮語は、

東北、西北、中都、西南、東方、済州島の六つの大方言区分に分かれ、李朝時代には、言語的にはけっして統一されてはいなかったものを、

日本の朝鮮総督府が体系化したものです。

けっこう日本、このように手取り足取りでお世話しちゃってます。

でもこの甲斐あってこそ、韓国は近代化していくのです…。

↑話題の著書。百田さんはトークも著述も軽妙で面白いです!


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はたしてハングルって便利?

韓国併合当時の半島の識字率(字が読める人の割合)は、
なんと、たった7%程度で、


文字は漢文でした。

朝鮮総督府が、半島に教育を普及させる際、独自の文字を使ってもらおうと考え、発掘したのが古代のハングル文字だったのです。

ですから、そもそもハングルが機能的なはずなどないのです。

 

また、

”ハングル語”というものはなく、

朝鮮語(韓国語)を表記するための「表音文字」として

”ハングル文字”が存在します。

漢字のように一字一字に意味が当てられているわけではなく、
かなやローマ字のような、発音記号のようなものです。

(それでいて、あんなに書くのがややこしいわけですから、これが便利かどうかは言わずもがなですよね…。)

 

自国のアイデンティティー誇示、そして教育普及のために復活した文字ですが、

このなかなか扱いにくい文字をずっと常用して使っていかなくてはいけない朝鮮、なかなか厄介な歴史を抱え込んでしまったものです。

(でも、だからこそ近代化が遂げられたわけですから複雑です…。)

↑こちらは「アイデンティティー」という名のホラー映画。「ユージュアルサスペクツ」などが好きな方には超オススメ!

名前の漢字表記について

韓国でも、北朝鮮でも、
子供が生まれると、多くの親が「漢字」で名前を決めます。

戸籍にも「漢字名」が記載されます。

 

しかし

9割以上の人は、

漢字名を持っているにも関わらず、

親や家族、親戚までは漢字名を把握していても、

友達や会社の同僚の名前の漢字表記は、
把握していないのがほとんど。


韓国の政治家や経済界の著名人などに限り、公表されている場合が多く、そういった人たちの漢字表記のみ知られています。

…ややこしいですねぇ。

 

もっと言うと、

以前は日本で韓国の著名人が報道される際、
名前は漢字のみの表記だったのですが、

在日韓国人などからの働きかけで、

ふりがなが当てられるようになったそうです。

 

漢字だけだと、日本人の好きに読まれて、

本来の音から外れてしまうからでしょうか?

でも、だったら、

漢字表記じゃなくて、はじめからカタカナで書くように要望すればいいのに、

やっぱりどこかで中国や日本のように
「漢字で名前を表記したい気持ち」があるのでしょうか?


…よくわかりませんね。

 

ちなみにこれに関連して言うと、

当然中国人の名前も漢字表記されますね。

でもこちらはなぜか、

習近平(シュウ・キンペイ)のように、

日本語読みが一般的なようです。

 

まぁ、

漢字には意味があって、表音文字とは違いますから、

本来の音とは外れても許されるような、そんな気がしないでもないです…。

首をつっこめばつっこむほど、

ややこしい問題ですね、これは。

私の個人的意見

メディアそれぞれの表記方法も様々ですが、

私はこんな形を望みます。

 

漢字表記する以上は、日本語読み!

日本語読みさせてくれないんだったら、全部カタカナ表記!

 

…こうしてくれないかなと思います。

間違いなく言えるのは、

これは、

人に気を遣うとかどうこうの問題ではなくて、
(指摘されてどうこうではなくて、)

日本人が、日本人自身で決めるべき問題です。

いつもワイドショーとかニュース見てて、モヤモヤするんですよね…。

ここまで読んでくださった方、

モヤモヤが解決できずにすみません…。

↑日本人の名前について考えるならこんな本がオススメ!漢字には意味がありますからね。単なる表音文字と考えて「音」だけ借りてきてはまずいみたいです。

…と、ここで耳寄りな追記!!

日本と朝鮮の間では、

本来、

お互いに「漢字」は、

相手の国の読み方で読むという協定

があるそうですが、

(つまり、

日本だと、朝鮮の地名や人名を朝鮮語読みで読んであげる。

朝鮮だと、日本の地名や人名を日本語読みで読んであげる。)



あるそうですが…

韓国や北朝鮮では、

日本の地名や人名を日本語で読んでいないため、

約束は守られていません。

ですので、

朝鮮の地名を日本語読みしても、

まったく問題ないそうです。

(と、武田邦彦先生がおっしゃっていました。)

 

ようやく、スッキリしましたね。

ヒラマサオリンピック、

ノープロブレム!

 

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ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。