【盆栽の始め方②】最初は「もみじ」をオススメする理由

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前回、前々回と、

盆栽の魅力、

盆栽の入手方法についてやってきましたが、

【盆栽の魅力】盆栽の何がいいのか?独自視点でご紹介

2017.10.03

【盆栽の始め方①】盆栽ってどこで手に入れればいいの?

2017.10.03

今回は、

初めての盆栽として、

どの木を選んだらよいのか?

ということでお送りします。

 

もう、タイトルからお分かりのように、

それは、

 

「もみじ」

 

なのですが、その理由を、

私なりにご説明いたします。

(もしかしたら異論ある方もいるでしょうが、あくまでも私の考えです。)

ぜひ、参考にしてみてください。
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育てるのが難しい種類は避けよう

「さぁ、盆栽をやるぞ!」となった時には、

まだあまり木の名前を知らないはず。

そんな時、

知っている木を挙げれば、

桜、梅、杉、松、けやき、栗、かえで、くぬぎ、さつき…みたいなところでしょうか。

特に、

「桜」「梅」は、

季節を、そして日本を

代表する木だけに、

多くの方が、

「盆栽やるんだったらそのへんがいいかなぁ」

と思うのではないでしょうか?

 

やってもいいと思います。

ただ、

この2つは、ちょっと難点があって、

 

あまり、ミニ盆栽には向きません。

(「ミニ盆栽」=鉢を片手で持てるサイズの盆栽)

 

まず、葉っぱが大きいので、

鉢が小さいと、なかなか見た目のバランスが取りにくいです。
(剪定も難しいです。)

そして、管理も難しく

初心者だと、枯らしてしまう可能性がとても高いです…。

 

始めていきなり枯らしちゃうと、

やっぱりショック受けちゃうじゃないですか?

 

ですから、

最初は、丈夫な木を選んだほうがいいと思います。

丈夫で管理が難しくない木だからといって

盆栽として”本格的じゃない”

なんてことはありません。

 

丈夫な木を選んで、

まずはそろーりそろーりと始めていくのがいいと思います。

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オススメは間違いなく「もみじ」!

ミニ盆栽界のスターは、

長寿梅(ちょうじゅばい)だと思います。

 

葉っぱが小さくて、

枝ぶりもバラエティーに富んでいて、

いかにもミニ盆栽向けです。

盆栽店などへ行くと、高いのも安いのもあって、

これを極めるだけで、もしかしたら盆栽のすべてが語れるかもしれません。

もちろん、初心者がこれに手を出すのもわるくありません。

 

…でも私があえて、

初心者の方に全力でオススメ

するのは、長寿梅ではなく、

 

「もみじ」

 

です。

 

もみじのよさは、3つあります。

①何より、まず丈夫であるということ

何といっても、

病気になりにくいです。

好ましい環境で育てれば、もみじでなくても、

病気にならない可能性もありますが、

もみじは、

どんな環境であっても、病気になりにくいです。

すなわち、

枯らさずに育てられる可能性が高いということです。

枯れるとやっぱり落ち込みます。そこでつまずいて、やめてしまわないためにも、やっぱり丈夫な品種を…。


 

②季節感が分かりやすく感じられる

もみじといえば、何といっても

秋の「紅葉(こうよう)」です。

(こうようと書いて、もみじと読むくらいですから。)

花こそ咲きませんが、

秋になって、

”季節感”

を手に持つことができた、あの喜びはたまりません。

もみじは当たり前のように色づくと思っていませんか?ここまできれいに色づくのは、とてもうまく育てたからなんです。


 

③剪定の勉強に最適!

盆栽というと、

おじいさんが

庭でパチパチとハサミを入れている姿

を想像する人が多いですが、

あれ、どこでもかしこでもハサミを入れていいわけではないんですね。
(当然ですけど。)

もみじの成長の仕方は、

(何というか)

非常に「素直」です。

だから、

剪定するほうも

素直にハサミを入れられるんです。

 

…これ、

どういうことかというと、

少し、個別で説明しましょう。

盆栽は「針金掛け」のイメージも強いかもしれませんが、あれはしなくても大丈夫。一方、「剪定」は欠かせません。


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「摘芯(てきしん)」の概念を持って「剪定」する

ちょっと難しい話になってきた雰囲気ですけど、

そんなことありません。

ついてきてくださいね。

 

小学生の時、

アサガオ

を育てませんでしたか?

 

「摘芯(てきしん)」

を説明するためには、

アサガオの例が分かりやすいと思います。

 

摘芯とは、

樹の先端の芽を摘むこと

です。

それによって、

必要以上に背丈が伸びるのを止め、

わき芽の発生や開花、結実を促進することができます。

 

つまり、

頭をピンッと切ってあげれば、

上に伸びようとしていた”エネルギー”が、そこでストップし、

横に広がろうとしたり、

また、

今ある茎や葉だけに”集中”しようとするんですね。

(植物を育てる時は、その中に宿る”エネルギー”の流れをイメージしてあげると、世話がしやすいです。)


↑この写真で言うところの、一番上に巻きついてるところ。成長のてっぺん部分ですね。ここをピンチしてやるんです。

 

この「摘芯」は、

植物にとってかわいそうなことではありません。

 

まずそれを正しく認識してください。

野菜や果物であれば、この摘芯によって、

より豊かな花や実をつけることができます。

栄養(エネルギー)が、無駄に分散されないからです。

 

それに、もみじは、アサガオと同様、

”先端”が非常〜に分かりやすい。


たとえるなら、

3本指を立てた状態の

「中指」の部分が、

”幹”になる部分ですので、

ここをピンチしてあげればいいんです。

 

どんな風に生えてきても、

基本はコレです。

これを繰り返していれば、形はずっと保てます。

(同時に、元からある”幹”の部分は太く育っていきます。)

 

…分かりやすいですよね?

これが、他の木になると、

ここまでシンプルに説明できないんですよね。

だから、

もみじがオススメってことです。

ご贈答にも最適です。(^_-)

あとは、場所だけ!

盆栽なんて、

みんなやればいいのに…

と思うんですけど、

それにふさわしい場所があるか?

ここだけは肝心ですね。

(…といっても、そんなに厳しい基準じゃありません。)

 

これだけ、注意してください。

盆栽を始めるには、

そこそこ陽の当たって、

そこそこ風通しのいい場所

これだけはどうしても必須です。

ぜんぜん南向きでなくても、

直射日光が当たらなくても構わないんですが、

昼間明るくて、

そこそこ風の通る場所が、

絶対に必要です。

(※風通しも大事なんです。)


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盆栽は、ブームとか関係ない

まったくの余談ですが、

日本において、

「盆栽は年寄りがやるもの」

というイメージがついてしまったのは、

他ならぬ、

『サザエさん』

のせいです。

波平のせいです。

権利の関係で、画像はこちらのみとさせていただきます。(ウソ)


 

日本の森は、戦後に植林されてから、ず〜っと放置されてきました。

ここのところの日本は、

大雨が降ったら、土砂災害の繰り返し。

…そろそろ、森に目を向けるべき時が来ているように感じます。

 

森をほったらかしにすることは、”自然愛護”ではありません。

植林したのが人間であるならば、

きちんと「手入れ」をすることも、人間の義務。

ただ、気張らず、もっと普通に・自然に、そういう意識を持ったほうがいいのです。

 

今こそ、「波平の呪い」から解き放たれるべきです。

自然にもっと目を向ける、

木を、森を「手入れ」するという意識を持つ、

自然ともっと親しむ…
(それには盆栽が一番)

 

その時は、

”今”

なのではないでしょうか?


てなわけで、

今回はここまでです。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

(本格的に始めれば、私のレベルなんてすぐ追い抜いちゃいますよ。)

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