麦茶には高血圧予防の効能もあり。まさに手軽な高機能飲料
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昔から、日本では、

夏には、麦茶を飲むのが定石。

 

美味しい・美味しくないを語る前に、

夏、いつも家庭にあるのが、「麦茶」。

 

今回は、この麦茶の効能と、

日本でなぜここまで一般的に飲まれるようになったか

その歴史も含めて、ご紹介します。

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麦茶の成分

まずは、麦茶の成分をご紹介しましょう。

普段、何気なく飲んでいる麦茶には、これだけの健康効果があります。

 
ピラジン
ピラジンには、血栓を防ぎ、血液をサラサラにする効能があります。
GABA
GABAとはアミノ酸の一種。イライラした気持ちや神経を鎮める作用があります。
p-クマル酸
p-クマル酸には、発がん性物質を抑える効能があります。
カリウム
最も失われやすいミネラルで、夏バテ時ににたくさん摂ると良いとされています。細胞内外の水分量や浸透圧を調節する効果があり、高血圧の予防となったり、むくみを解消する効果 もあります。
 

……以上のことから、つまり、麦茶には、


・心を落ち着かせ、

・血液をサラサラにし、

・高血圧を予防する


 

効能があるといえます。


ミネラルって何?

上で紹介した、カリウム以外にも、

麦茶に含まれるミネラルには、

 
・マグネシウム
・亜鉛
・リン
・マンガン
 

といったものがあります。

 

改めて、この「ミネラル」とはいったい何なのでしょう?

 

ミネラルとは、

生体内の構成成分のうち、主要元素である

酸素、炭素、水素、窒素を除く、すべての元素の総称のことです。

 

主要元素の生体の全質量に占める割合は96%ですから、

残りの4%が無機質(ミネラル)となります。

 

つまり、ミネラルとは、

有機質ではなく、無機質ではあるものの、

動植物が自ら作り出すこともできず、

かつ、生命活動には必要不可欠なもの。

 

ですから、人間がミネラルを補給するためには、

動植物が先に、水や土壌から摂取して体内に取り込んだミネラルを、

食事として摂取するのが一般的です。

 

人間の食事はもちろん、動植物ですよね。

 

ちょっと変わった言い方をすれば、

動植物を摂取せずとも、ミネラルを摂取できる行為

これがすなわち、

「水を飲む」、「ミネラルウォーターを飲む」、

「麦茶(他、お茶類)を飲む」ということなんですね。


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水出しと煮出しの違いは?

さて、家庭で麦茶を飲む際に、必ず迫られる“2択”があります。

それは

麦茶を「水出しするか?」「煮出しするか?」です。

 

結論から先に言うと、

水出しでも、煮出しでも、

ミネラル量、つまり栄養的には、ほとんど変わらないんだそうです。

 

ただ、

煮出す際に水を沸騰させますので、

雑菌が死滅することで消費期限が長くなり

 

同時に、

大麦の風味がより抽出されるので、

香ばしさにおいては、水出しより煮出しのほうが勝るとのこと。


なお、一般的に、賞味期限は、

 
・水出しの場合は1日

・煮出しだとだと2、3日
 

だとされています。

 

家庭で食事といっしょに飲む際には、「水出し」でもよさそうですが、

お客様に出すとなると、やっぱり「煮出し」が良さそうですね。

1杯でそれなりに満足感も与えたいですし。

麦茶の歴史

麦茶の原料である、大麦と人類のかかわりはとても古く、

今からおよそ1万3千年前に、

イラン、イラク、チグリスユーフラテス、インダス川流域の古代文明発祥地で、

栽培されていたそうです。

 

日本には縄文期の末期、つまり今から2500年ほど前に、

栽培植物として伝播し、広く全国に広がりました。

 

日本においては、緑茶の普及するはるか以前から親しまれ、

戦国の武将たちも好んで愛飲していたとのこと。

 

江戸時代末期には、町人衆の気軽な飲み物として扱われ、

以来、私たちの暮らしの中にしっかりと定着しました。

 

しかし、

冷やした麦茶が飲まれるようになったのは、割と最近のことで、

これは実は、

昭和30年代に冷蔵庫が普及してからの文化。

 

その後、昭和38年に

ティーバッグ麦茶が日本で始めた発売され、

日本の夏の定番飲料として、麦茶が定着してきました。


こうして見ていくと、

古い付き合いなのか、新しい付き合いなのか微妙なところではありますが、

私たちに日本人のDNAには、

この麦茶を好む性質が刻まれていそうな感じがします。


普段何気なく飲んでいる麦茶ですが、

こうしてその効能と歴史が分かると、より愛おしくなりますね。

 

私も麦茶を飲むと、

少年時代の思い出が、脳裏に蘇るような気がします。(しみじみ……。)

 

それに、麦茶ってノンカフェイン。

寝る前でもいつでも、時間を問わず、がぶがぶ飲めるのがいいですね。

今年もまだまだお世話になります。

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