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日本を代表する画家が語った、世の中で一番恐ろしいものとは?
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どうも、まくしーです。

私、ず〜っと前に、

ある画家の方の助手をやっていたことがあるんです。

ほんの半年くらいだったのですが、

本当に貴重な経験を積むことができたと思っています。

今回は、

その中で私の印象に残っている話を

ちょっとだけ紹介させてもらいます。

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いきなり「日本・ドイツ友好パーティー」に日本代表?として出席

先に言っておきますが、

今回のこの話、

画家の方の名前は伏せさせてもらいますね。

ただ、本当にすごい画家の方です。

『美術年鑑』といって、

日本中の画家が網羅されていて、なおかつ、ランクづけされている本があるのですけど、

その本においては、

東京芸大の学長などと並んで、トップクラスの評価となっている先生です。

(女流画家の方です。)

そもそも、何で私がこの方の助手をしばらく勤めることになったかというと、

きっかけはアルバイト雑誌でした。

”役者と童話作家を目指しているフリーター”を長らくやっていた私は、

ある時、アルバイト雑誌で、面白そうなアルバイトを発見するんですね。

そこには

「国際交流を図るNPOのスタッフ募集」

と書かれていました。

応募し、面接のためにその先生の自宅に伺うと、

そりゃあもう今まで私が見たことのないような、

高級そうな家具ばかりで、竜宮城のような家でした。

そこで

「あなたは結局、役者と童話作家どっちになりたいの?」

と、ものすごいオーラで迫られながら聞かれ、

私はそれまでどっちに絞るなんてこと考えたこともなかったんですけど、

思わず「童話作家です…」と答えたんですね。

言いながら自分の本心に気付いたような感じがして、

ちょっと私その時、涙目になっていました。

すると

「それだったら、私の元にいたらきっといい経験できると思うわ…」

と言われ、めでたく採用となったのでした。

 

でもいざNPO設立のために動いていくメンバーに加わると、

私は何の特技もなし。

日本語以外一切喋れないし、車の運転すらできません。

他のスタッフには、英語はもちろん3ヶ国語を喋れる人もいました。

そんな中で私に回ってきた役割は、

絵を描く手伝いをすること。

その画家の方、ペインティングナイフで絵を描く方なんですけど、

パレットは特になくて、

絵の具はダンボールの切れっ端にウニュニュッと出してから、

それをすくってキャンバスに塗りつけるんです。

絵の具はキャンバスの上で混ぜるので、

一色ずつ使うんですね。

ダンボールの切れっ端はたくさん用意しなきゃいけません。

(ちなみにペインティングナイフとは、バターナイフのような道具です。)

(何という画材だったか忘れましたが、絵の具は非常に硬かったですね。)

そうしたパレット代わりのダンボールの切れっ端に、

先生が指定した色を出してあげる、というのが私の仕事となりました。

 

ただ、毎日絵を描くわけではありません。

お出かけも多かったです。

そこには私は、秘書のような役割でついていきます。

 

働き出して2日目には、いきなり、

「日本とドイツの友好パーティー」なるものに参加し、

(結婚式会場のような雰囲気でした)

そしてその次の日には、

成田空港の社長と、先生と、そしてなぜか私と、

3人で席を囲んでいました。

(空港にその先生の絵を飾るという話があって、その関係です)

…もう、いきなり、めくるめく毎日に突入して、

訳分かりませんでした。
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世の中で一番恐ろしいものとは?

この時の話は、話し出したらキリがないのですが、

今回は、

この先生が言っていた言葉の中で、

私の胸にず〜っと残っている言葉を紹介します。

 

あ、その前にもうちょっとこの先生の話をしておくと、

お坊さんの知り合いもすごく多くてですね、

よく、比叡山から電話がかかってきてましたね。

(比叡山といえば、日本仏教の母山です。)

家にはなんと、

ダライ・ラマとのツーショット写真とかも飾ってありました。

(ダライ・ラマに絵を寄贈されたときの写真です。)

…そんな方なんです。

名前は明かしませんけど。

 

その方、私たちスタッフに話をしながら、

感情的になってよく泣くことがありました。

そんな時は、「あぁ、本物の芸術家というものは、こういうふうに感情が高まりやすい激情型だったりするんだなぁ」とか思いながら、見ていましたが、

ある時、話の中で、

その先生が

「世の中で一番恐ろしいものは、分かりますか?」

と聞いてきたんですね。

スタッフの誰に聞くともなく、全員に。

(ちなみにスタッフは私含め、4人でした。)

すぐに先生はその先の言葉を続けました…。

 

「世の中で一番恐ろしいもの…

それは、借金です」

 

私はこれを聞いた瞬間、内心ズッコケました。

「借金かよ!」と。

(さすがに笑うなんてことはできなかったですけど。)

 

しかし、

実際ものすごい家に住んでいましたし、

(その家が我々の職場にもなっていました。)

いくら何でもその先生自身が借金しているようには見えなかったですけど、

芸術界、社交界、ありとあらゆるさまざまな場所で

丁々発止やってやられて生きてきた人ですからね、

「一番恐ろしいものは借金」という言葉にも、

不思議な重みがありました。

 

この時に聞いたこの言葉が、

私の忘れられない一言です。

 

今でも何かにつけて思い出すんです。

お金ってものを、世を循環する”エネルギー”と考えると、

負債を負った状態というのは、いくら生産運動をしても、

ゼロになるまで、プラスにはならないわけです。

ゼロになるまで、生産運動が空を斬り続ける。

…そう考えると、

確かに、借金とは、恐ろしいものです。

 

いや、

まだまだ私は

この言葉の意味を理解できるほどの身分でもなければ、
人生経験も足りていないのかも知れない…

 

↑こんなことが頭をグルグル回りながら、

「世の中で一番恐ろしいものは、借金」

という言葉を

何度も頭の中で反芻しているんですね。

おそらくこの先の人生でもずーっと考え続けると思います。

 

最後にもう1つ、

この先生の名言をご紹介。

 人に裏切られないコツは、その人を信じること。

信じていれば、その人は裏切りません。


すごい論理ですが、やはり、これも不思議な重みと、オーラを感じる言葉です。

 

と、今回はこんな話でした。

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