政治家になった知人が以前言っていた忘れられない言葉
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どうも、まくしーです。

 

ゆうに40を超え、それでも日々、

迷い、悩みながら暮らしてる私ですが、

そこに悲壮感はありません。

一応、こんな自分を“全肯定”しているもので。

(40にして惑わず、なんて、全然ですね……。)


今回は、こんな私が

「こんな私でいいんだ」と思えるようになった、

知人の言ったある一言をご紹介したいと思います。

 

ぜんぜん、名言とかじゃないんですけど、

忘れられない言葉なんです。

では、どうぞ。
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国際交流のNPO立ち上げプロジェクトで出会う

前に、画家の助手をやっていたエピソードを書いたことがありますが、

その時に知り合った人の言葉です。


私と、“その人”の所属する組織は、

ある高名な1人の女流画家のもと、

「国際交流を目的としたNPOを立ち上げる」

という目的のために動いていました。

 

私はとりあえず、画家の画業の助手をやり、

彼は、企画を立ち上げる役割でした。

英語が堪能で、政治家の秘書をやっていたこともあって、

頭のキレも抜群、おまけに人柄も穏やかで、

私は彼のことが大好きでした。

 

年齢的には、私がその時、30か31くらい。

彼は、40歳でした。

 

私はそこで助手をやりながら、

「そのうち絵の技術も習得して、

自分で絵も描けるようになったらいいな」

と思いながら、

組織にはさほど貢献もせず、毎日を過ごしていたんです。

 

「この先、人生どうなるんだろう?」と思いながら。

(……今でも思ってますケド。)

 

彼も、(「Tさん」としましょう)

Tさんも、どうやら私と同じようなクチだったようです。

(学歴も、頭の馬力も全然違いますが。)

 

迷いながら生きている、といったような。

 

今回ご紹介するのは、それが分かった時の言葉です。

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ある日、焼肉屋にて

ある時、

もう1人の同僚と、Tさんと、私の3人で、

焼肉屋に行ったんです。

そこで、食事の最中、Tさんはこう言いました。

 

「大学卒業するのは、普通、22歳でしょ。

その齢で、自分のやりたいことを決めなきゃいけないんだけど、

22歳という年齢で自分が何をやりたいかなんて、

分かるはずがない。

オレなんか、40にもなるけど、

いまだに自分が何をやりたいかなんて、分からないよ……」

 

と。

この言葉は、ず〜っと私の“支え”になっています。

 

そうなんですよ、

自分がやりたいことなんて、そうそう分かるはずがない。

 

やりたいことが分からない自分を責める必要もない。

だって、みんなそうなんだから。

 

大学を出て、新卒でそのまま就職して、

ストレートにそのまま働き続けて、結婚して、

見た目、順調に生きている人もいる……

でも、どっかで、

うずく気持ちを、押し殺していないかと思うんですよね。

 

私のようにフラフラ生きているほうが幸せなのでは?

と述べるつもりはまったくないんです。

 

ただ、

どっちがいい・わるい、は絶対にない。

どっちが勝ちで、どっちが負けで、ということもない。

 

人間って、それぞれいろんな環境に生きている人がいるけど、

ただ、

 

「こっちにあるものが向こうになくて、

向こうにあるものが、こっちにない」

 

くらいのことだと思ってます、私。


結婚してなきゃ自由があるし、

子供がいれば、子育ての充実感がある。

 

1つの組織でのし上がれば、

その組織に依存した人生にもなっていくでしょうが、

 

私のようにフラフラ生きていたり、

リストラされたりなんかすれば、

常に、生き方の選択肢は目の前に無数にある。

 

……どっちも大変ですよ。

 

Tさんの言葉により、重みが出てくるのは、

実は、

この後のエピソードがあるからです。

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鑑定士の言葉に背中を押され……

Tさんから私は、ある鑑定士を紹介されました。

運命の鑑定士、いわゆる占い師ですね。

「すごくいいよ」と言われて。

 

Tさんがこの鑑定士に、運命を鑑定してもらったところ、

「あなたはいずれ故郷に帰る。

そこからあなたの運命の歯車は大きく回り出す」

と言われたらしいのです。

 

私がこの鑑定士に占ってもらい、

「こんなことを言われました」と報告した時には、

すでにTさんは、地元に帰っていました。

 

そして、

それから1年ほど経った頃、

(もう画家の組織はとっくの昔に解散しています)

 

Tさんは、何と、

彼の地元の市長になりました。


「40になっても、何がやりたいか分からない」

と言っていた人が、

あれよあれよで、いきなり市長ですよ。

 

……市長になったからといって、

人生大成功!というわけでもありませんが、

私は、

自分と同じように迷いながら生きている人が、

迷いながらも“前へ進んで行く”姿が、

本当に頼もしく見えたのです。

「まだ迷っているかなぁ……?」

このTさんはとはもう長いこと連絡を取っていません。

(お忙しいでしょうし。)

 

今、会ったらどうでしょうね?

「自分のやりたいことが、今はハッキリと分かる!」

と言う可能性もありますし、

「いやぁ、まだ分からないんだよ」

と言う可能性もあると思っています。

 

どちらにせよ、

分かる・分からないがそれほど重要でなく、

「ただ“前に進んで行く”それだけでいいんだな」と、

この言葉を噛み締めながら、いつも、

自分を肯定してあげる私でした……。

 

「大学卒業するのは、普通、22歳でしょ。

その齢で、自分のやりたいことを決めなきゃいけないんだけど、

22歳という年齢で自分が何をやりたいかなんて、

分かるはずがない。

オレなんか、40にもなるけど、

いまだに自分が何をやりたいかなんて、分からないよ……」

(↑今も焼肉といっしょに思い出します。)
(※この記事の初稿は2017年9月ですが、その後、一度この方とはお会いしました。政治家は退きながらも、政治と関わりのある、新しい夢を追ってらっしゃいました。)
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