孫子の兵法はなぜビジネスに有効?その基本的な考えを解説

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織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将が

もし現代にいたら、

何をやっているでしょう?

サラリーマンや自営業ではないでしょう。

世の中を動かす仕事…で、あれば、政治家?

いやいや、

破天荒で行動的な彼らは、政治家よりもおそらく

企業家を目指すでしょう。

ビジネスとは、戦国時代の国盗り合戦にも通ずる

「生存競争」です。

そのビジネス社会で生き残るために、最も有効な”武器”は、

「考え方」であるといってもいいでしょう。

今回は、

世界最高峰の兵法書と言われる

「孫子の兵法」

の基本的な考え方などを紹介していきます。

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世界に名だたる”軍事の教科書”

「孫子の兵法」は軍隊の配置、戦術の実施などを取り上げた

兵法と謀略の極意の集大成です。

孫子とは、紀元前500年頃、

中国春秋時代に呉国に仕えた名将軍で、呉国の発展に大いに貢献した人物。

「孫子の兵法」とはかんたんに言うと、

この孫子という人が書いた「戦争の勝ち方」がまとめられている本です。

これは後に世界中に広がり、日本でも鎌倉時代、戦国時代の武将たちにこぞって読まれ、西洋においてはあのナポレオンもこれを愛読していたといいます。

中でも、

最も孫子を尊敬し、その手法をふんだんに取り入れたことで有名なのは、

徳川家康。

そう、戦国の世を終わらせ、

260年も続いた徳川幕府を開いた天下人・徳川家康です。

このことからも「孫子の兵法」がいかに有効な戦術書であったかが分かります。

「孫子の兵法」の基本的考え

孫子の兵法の基本的な考え方が表れているのは、ズバリこの言葉です。

「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり」

これは、

「百戦して百勝するのは、一番良い方法とは言えない」

という意味です。

…ちょっと、意外ですよね?

この言葉を何となく聞いただけの人は、この意味を

「たまには負けたほうが人間謙虚になって良い」

と思うようですが、実は、ちょっと違うんです。

孫子が言いたいのは、

「…つうか、百戦も戦っちゃダメだよ」

ということです。

この言葉の真の意味は、

「本当に優れたリーダーいうのは(たとえ勝ったとしても)まず百戦も戦わないものだ

というものです。

孫子は戦い方として、

最良の方法は、「智」によりて勝つこと。

2番目の方法は、「威」によって勝つこと。

3番目の方法は、「助」によって勝つこと。

最悪の方法が、「武」によって勝つこと。

としました。

つまり、衝突そのものを避けるのが一番。

「武力による解決」は、

他に採るべき手段がなくなったとき使われる、

最後にして最悪の手段という考え方です。

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隙間産業は最大の武器

こんな話があります。

ある金持ちの紳士が川を渡ろうとすると、

10隻の船があり、10人の船頭がいました。

船頭たちは皆この紳士を向こう岸に運びたくて仕方ありません。

紳士は船頭たちを集めて尋ねました。

「この中で泳ぎに自信のある者は?」

すると9人の船頭が

「オレが一番だ」「いやオレだ」

と言い争いを始めましたが、

1人の船頭だけがうつむいたままでした。

聞くとその船頭は

「私はこんな仕事をしているのに泳げないのです」

と答えました。

紳士はこの船頭の船に乗り、向こう岸へ渡りました。

船を降りる際に船頭が

「なぜ、私の船を選んだのですか?」と尋ねると、

紳士は、

「泳ぎに自信のある者は、船が転覆しても怖くないから、船の扱いが雑になる」

と答えました。

なまじ腕に覚えがあったり、なまじ能力があったりすると、

その力を使いたくなるものですが、

それによって余計なトラブルさえも呼び込んでしまうことがあります。

ビジネスにおいても、

資金や物量に物を言わせるより、

誰もやっていない領域、争う相手のいない領域

を開拓するのが成功への近道と言えます。

いわゆる「隙間産業」ならびに「ニッチ産業」ですね。

自分を知り、時代を読み、

独自のアイデアを生み、それを活かせば、

最も少ない労力でかつ最も安全に、ビジネス戦争を生き残ることができる…

「孫子の兵法」に言う

「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり」の言葉は、

このように、

現代ビジネスにも、見事に当てはまるのです。

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ABOUTこのブログをかいている人

演劇と文筆活動をしながら、画家の助手、占い師の助手、著名人のゴーストライターなど、数々の”珍職”を経験。現在は、童話作家、フリーライターの顔を持ちながら「ストーリーカウンセラー」としても活動中。こちらのブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決する方法・考え方を中心に、個人的に興味のあることを”総合的に”紹介しています。