「すみません」に感謝の意味はある?「ありがとう」が言えないのはなぜ?

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昔、観たテレビで、

ウッチャンナンチャンの南原さんが、

日本にやってきた外国人
(確かアフリカの部族の方だったと思いますが)に、

「とりあえず日本ではこれだけ覚えておけば何とかなる」

と言って、

『どうも』

という言葉を教えていました。

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確かに、明るい笑顔で

「どうも〜!」

と言われれば人は笑みを返したくなりますし、

何かをしてあげたときに

「どうも」

と言われると、

ムスッとして何も言われないよりは、うれしくなります。

 

これはなぜか。

「どうも」が単独で使われる場合には、

そのあとに続く言葉が省略されているんですね。

「(どうも)ありがとう」とか、

「(どうも)すみません」といった具合に。

 

何が省略されているかは、

相手が勝手に汲み取ってくれているんです。

 

「このどうもの意味は、そちらで勝手に汲み取ってね」と

軽く”強要”していると言う意味では、

ある種、傲慢とも言えますが、

何もないよりは、いい…

日本人なら誰もがそう思うでしょう。

 

何もないよりはいい、といえば、

この意思に甘えきっちゃってる言葉は、

『どうも』よりも、

 

『すみません』

 

ではないでしょうか?

 

この「すみません」は、

本来の意味は謝罪の意味を持つ言葉なのですが、

何かをしてもらった時にも、

人に気付きを促す時にも、

使われます。

 

今回は、この

「すみません」

について、ちょっと考えてみます。
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「どうも」と「すみません」の決定的な違い

私は、

「すみません」よりは

「どうも」のほうが好きです。

 

「どうも」はそのあとに続く言葉を相手に汲み取らせるとはいえ、

好意的な時にしか使われません。

「どうも!(ありがとうございます!)」

「やー、どうもどうも!(お久しぶり!)」

「どうもー!(みなさんよくいらっしゃいました!)」

みたいな感じに。

笑顔が似合うのが「どうも」です。

 

一方は「すみません」のほうは、

「すみません!(私が至らないばっかりに…!)」

とか

「すみません!(どいてください!)」

とか

「すみませーん!(いないの?いるの?早くこっちに気づけよ!)」

みたいに、

顔をしかめて言うことが多いのが「すみません」です。

 

「どうも」の中には、

「自分の持っている気持ちを”主体的に”相手に伝えよう」

という意図がありますが、

 

「すみません」の中には、

「相手の気持ちの中に何かを生み出そう」

という意図(魂胆)があるのですね。

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「なんかすみません」は最悪

もはや、最近は”ギャグ”としても使われている

 

「なんかすみません」

 

ですが、これはもう、

相手に親切的かどうか?の観点から言うと、

もう最悪です。

 

相手の中に”何らかの気持ち”が起こることを意図して

(多くの場合は「許してあげようかな」という気持ちを起こすのを狙って)

これを言うのですが、

「何をどうして欲しいのか?」

「自分がいったい何をしたから、すみませんを言うに至ったか?」

が、まったくもって、

本人が分かっていないということです。

あまりにも投げっぱなしジャーマンじゃないでしょうか?


まぁ、

この「なんかすみません」は、

もはやギャグなんですけどね。

真剣な場でこれを言う人はいません。

 

たとえば、

食品会社の不祥事の謝罪記者会見で、

「なんかすみませんでしたー!」

なんて、ありえないですから。

「すみません」より「ありがとう」と言ったほうが”得”

”なんか”寄り道しちゃいましたが、

ここからが本題です。

 

私たちは、お礼の意味や感謝の心を持っている時でも

「すみません」

ということが多いですが、

「すみません」と言う言葉に

感謝の意味はありません。

 

本来、「ありがとう」と言うのが正しい場面で

「すみません」と言ってしまうのは、

ストレートにその気持ちを伝えることを避けているにすぎません。

 

(日本人は感謝の気持ちを表現するのが苦手である…

なぜなら、シャイだから…

なんて、

つまらないまとめを、私はしません。)

 

これには、ちょっと同情すべき理由もあるのです。

 

日本語の「ありがとう」は

あまりにも素晴らしい背景を持つ言葉すぎて、

ひねくれた人間には、まぶしすぎるのです。

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ただ、ここは「損得勘定」で考えましょう。

 

「何かをしてもらうと、

その相手に”借り”を作ってしまうようで申し訳ない

…これが、つい

「すみません」を言ってしまう人の心理だと思いますが、

 

「ありがとう」

と言ってしまえば・言いさえすれば、

”借り”なんて意識からは解放されるのです。

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良縁に恵まれるためにも「ありがとう」を言おう

こんな話があります。

良縁に恵まれない女性(なかなか結婚できない女性)に、

 

「あなたは男性に食事に誘われた時、

その男性が二人分支払おうとすると

『自分の自分の分は自分で払います!』

と言っていませんか?」

 

と聞くと、大半の人が、

「そうです、その通りです」

と答えるそうです。

 

相手の気持ちになって考えてみましょう。

自分の好意(この場合は「奢ってあげよう」という気持ち)を

受け入れられなかったら、どんな気持ちがするでしょう?

 

また、人から「ありがとう」と言われたら、

人はどんなにうれしいか?

 

相手の”好意”や”善意”を

素直に受け入れる

イコール、

 

ここでいうところの、

「ありがとう」と素直に言える、

 

そのほうが

”良縁に恵まれる”…。

 

これは、男女の関係だけでなくて、

すべてにおいて、そうかも知れません。

 

なんせ、「ありがとう」って言われると、

すごく、うれしいじゃないですか、誰でも。

 

あなた発信で、

世の中の人をたくさん嬉しい気持ちにしてあげれば、

 

あなた発信で、

世の中がちょっとずつ明るくなっていくような気がします。

 

…今回はここまで。

では、また。

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ABOUTこのブログをかいている人

演劇と文筆活動をしながら、画家の助手、占い師の助手、著名人のゴーストライターなど、数々の”珍職”を経験。現在は、童話作家、フリーライターの顔を持ちながら「ストーリーカウンセラー」としても活動中。こちらのブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決する方法・考え方を中心に、個人的に興味のあることを”総合的に”紹介しています。