田中泯というかっこいい爺さんは山梨で暮らすダンサー?

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あらゆる芸術のテーマは

”命”や”生きること”

に行き着きます。

そして考えるのは、

”宇宙”のことです。

ただ、

つかみどころのない宇宙のことを考えるより、

”小宇宙”とも言われる神秘が詰まった

自らの体に意識を向けることで

生きることの意味を探っている芸術があります。

その第一人者ともいえるのが、

今回紹介する

田中泯(たなか・みん)さんです。

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田中泯さんとは?

田中泯さんは、

1945年生まれ、東京都出身、現在70歳のダンサーです。

…ダンサーっていったら

EXILEみたいのを想像してしまいますが、

「舞踊家」と言い換えたほうがしっくりくるでしょうか?

クラシックバレエを学び、

その後、

モダンダンスの世界へ。

30代に入ると、

山梨県を拠点に自然農法による農作業を続け、

”農業とともにある身体性”

といったものを追求していくようになります。

50代からは、

役者にも挑戦。

「たそがれ清兵衛」

で映画デビューをすると、

いきなり、日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。

現在も独特の存在感を生かし、

映画「るろうに剣心」

連続テレビ小説「まれ」など、

幅広く活躍しています。

まれ 田中
何でしょう、70歳のお爺さんなんですが、

顔の作りもさることながら、立ち姿がピンっとして

かっこいいんですよね。

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田中泯さんの思想

田中泯の考え方を表した一つの言葉があります。

私は地を這う前衛である。
言語ある肉である。
肉体の機能に言語は共棲する。
肉体と肉体の間に舞が成立し、
思考の努力の結果が舞を立ち上がらせる。

農業をしながら身体表現の可能性を探る田中泯さんですが、

「あらゆる肉体労働は踊りにつながる」

と考えているそうです。

また彼は

「歩くこと・止まっていること・ただそこにいることも彼の踊りの一つである」

と考えます。

ここに一つの動画があります。



一見すると

「何やってんだ?」

な感じですが、

水槽の魚を眺めるように、

風に揺れる野の花を見つめるように

「次はどう動くんだろう?」

「ここからどうなっていくんだろう?」

という視点を持って見ていると

何だか、不思議な感覚に襲われます…。

「泯」という字

田中泯さんの情報はネット上でもあまり多くはないのですが、

「泯」

という字が非常に印象的ですね。

この字は

「滅ぶ」

といった意味があります。

本名は、

捷史というそうです。

(としふみ、もしくは、かつふみ)

かつて

寺山修司氏が、

泯さんの肉体を、

「”遺失物”のようだ」と評したそうで、

おそらくは、そこから来たよう芸名のように思われます。

70歳を超えて精力的に

役者として、舞踏家として、

そして

山梨在住の”農民”として

活躍を見せる田中泯さんですが、

意図的に「表現」を見せる

草木のような、

芸能に携わりながらも一般人のような、

そんな自然な生き方を見せる非常に

かっこいいお爺さんです。

格闘技もまた体の内なる声に耳を澄ます芸術です。
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ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。