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私なりの童話の定義。そしてなぜ私は童話を書くか?
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私は童話を書く人間です。

これからもずーっと書くでしょう。

死ぬまで。

童話を書いている、と人に話すと、

「童話って何? 絵本のこと?」と、聞かれることが多いです。

私は主には、テキストのほうだけです。

確かに絵本も、童話というカテゴリに入ると思いますが、

今回は、私の思う童話の”定義”について、

ちょっと書いてみます。

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大人は”得”をしなきゃいけない。そのために…

私は、某児童文学作家の方の指導のもと、

10年以上に渡り、

定期的に作品の合評会をするサークルに所属し、

創作活動を続けてきましたが、その先生の言葉を借りると、

 児童文学(童話)とは、子供から読める、読者層の広い文学である


とのこと。

私自身の認識も、この表現が一番ピッタリきますね。

 

実際、

よく出来ているものは、

大人が読んでも、子供が読んでも、楽しめます。

当たり前の話です。

 

作る側(大人)が、

「こんな風にしたら、子どもは面白がるかなぁ…」

と浅ましく考えて作るのは、子供に失礼。

作者自身が本当に面白がってないのに、

読む人が面白がってくれるわけがないじゃないですか。

子供だって、大人だって同じですよ、それは。

(子供だからこれぐらいでも面白がってくれるはず…なんてのは論外。)

 

子供時代がなかった大人などいません。

全ての大人の中に、

“子供の心”は、必ずあります。

 

私は童話を書く時、

子供の中にある”子供の心に、

大人の中の”子供の心”に、届いたらいいな、

と思って書きます。

とにかく、人が持つ”子供の心”に届けようと思って。

 

私の人生哲学として、

「大人は、得しなければならない」

というのがあります。

それはつまり、

「子どもの心を捨てないこと。

いつまでも世界をみずみずしい目線で見ることを忘れないこと」

です。

…そのほうが、絶対に、”得”ですから。

 

大人になると、

お酒は飲めて、
車を運転することも出来て、
むずかしい本も読めるようになってきますが、

それすなわち、

子どもの時に楽しめたものは、

もう楽しめない・楽しんじゃいけない…

ということではないのです。

大人になったら、

子どものときから楽しめるものと、
大人になってから楽しめるものと、
その両方を楽しもうよ、

…そのような考え方、ですね。

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”良心”を汲み取るアンテナ

とつぜんですが私は、小学生の時に、テレビの再放送で、

『機動戦士ガンダム』を観ました。

これは、地球連邦軍とジオン軍の闘いなのですが、

正直その頃、私、話の内容は、

ほとんど分かっていなかったように思いますが、

このガンダムが好きでした。
「おもしろい」と思っていました。

↑昔のアニメのタッチは迫力がありますよね。

何が言いたいかというと、

本当によく出来たもの、いいものは、

論理的な思考を超えてさえも、人の心に届きます。

その根底には、

やはり、”良心”があるからです。

子どもは、

この”良心”を感じ取るアンテナが、

ある意味、大人より優れているんじゃないかと思います。

 

ただ、やさしくて、あまい雰囲気がするだけの、

かわいい絵柄のキャラクターが出てくるだけの

絵本・童話は、

私は、あまり好きではありません。

 

やはり、作者本人の人生から抽出したエッセンスを盛り込んだ、

(ある意味では)硬派な童話が、

大人でも子どもでも、その心に突き刺さるし、

あとの時代にも残っていくものだと思います。

 

私がどれほどそのような創作ができているかにはここでは触れず、

こう考えているということだけ述べておきます。

 

なぜ、ファンタジーという手法が好きなのか、

自分の表現のフィールドとして、なぜ童話を選んだのかは、

また、違う機会に。

 

最後にひとつ、

私のオリジナルの座右の銘です。

 童心を持つ男、女湯に入る


…童心持ってると、得しますよ。( ^∀^)

ではまた。

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