ウダー、それは現代が生んだ新しい電子楽器

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幼稚園のピアニカ、

小学校のたて笛、

中学校ではアルトリコーダー…

音楽の授業でやらされる楽器は、

どれも苦手だったわたし。

”やらされてる感”満載でした、どれも。

どの楽器でも周りに全然ついていけない、

完全な落ちこぼれだったんです。

でも、

高校に入ってエレキギターに挑戦してみたり、

一昨年だって、

子供用の鍵盤が光るタイプのキーボードを買ってみたりして、

「演奏する」ことへの憧れは

いつまで経ってもなくならないのですよね、なぜか。

(※ちなみにエレキもキーボードも挫折…。)

と、そこへ、

新しい楽器が発明されたと聞いて、

「お、これならイケる?」

なんて、性懲りもなく目を輝かせるわたし。

その楽器の名は、

ウダー

今回は、そんなウダーについて。

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ウダーとは?

ウダー(Udar)とは、

電気を要する、電子楽器です。

ちょうどルービックキューブで遊ぶように、

円柱系の操作部を両手で挟み込むようにして持ち、

全ての指を使って和音演奏する独特の操作系が特徴です。

(うわ、これも難しそうだ…。)

この変わった名前ですが、

なんと、日本人の宇田道信さんが発明されたから、

この名前なんだそうです。

ギターをモジって命名したようで、

アクセントも同じように、

ウダー(→平板な感じ)と発音するようですね。

これ、電気を用いる電子楽器なんですが、

中に電池を入れたりコンセントを引っ張ってくるようなこともしません。

加えて、このウダーそのものには音源は内蔵しておらず、

外付けの MIDI 音源、その先につなぐアンプなどが必要なんだそうです。

要するに、「ウダーの音」というより、

ウダーに合った音色を選んでいるだけみたいですね。

とはいえ、これは確かに、新しい楽器ですよ。

見た目、ダースベイダーの頭部のようなデザイン、

そしてジャンクパーツのような無骨な感じが、

う〜ん、

何とも言えずかっこいいですね。

…で、これ、演奏は、

やっぱり難しいんでしょうか?

ウダーの仕組みと演奏法

ウダーの構造・仕組みについてですが、

わたし、こういうの強いほうでないので、サーっと通ります。

ウダーは、

本体にグルグルと巻きついているゴムチューブ

指で押すことで音の信号を送る仕組みになっています。

チューブを押さえる箇所をずらすと徐々に音程が上がり、

一周するとちょうど1オクターブ音が上昇する仕組みです。

(うーん、早くもややこしい…。)

でも、チューブを押す圧力の強さによって

音の大きさが変わるというところが、いかにも楽器らしい。

これには、

感圧導電ゴム

というものが使われているらしく、

これ、一般的には

工業製品のスイッチやセンサー部分に採用されているそうです。

作者の宇田さんは、現在30代半ばの、元エンジニアだそうで、

化学素材の特性を見抜き、

それを自分の好きな音楽・楽器に応用してみるところが

素晴らしいですね。

あくまでも、

楽器を作るために素材を発明したわけでなく、

これが要するに、

枯れた技術の水平思考

(←任天堂の創世記を築いた、

横井軍平氏の有名な言葉)

というわけですね。

ま、そんなに枯れてないか。

…ただ、ここまで書いて、

たて笛にすら歯が立たなかったわたしには、

到底、演奏は無理な楽器だということは分かりました。

しかしわたしは、こういう

新楽器登場!なんていう知らせを聞くと、

無条件にすごくうれしいんです。

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時代を動かす情熱と純粋さ

別にね、自分が楽器が不得意だからって、

ひがんでるわけじゃないんですが、

モーツァルト、ベートーベン、ショパン、ワーグナー…

それこそ、「クラシック」という音楽のジャンルですけど、

ずーっと昔からあるものが、ずーっと基本にあって、

ずっとそれが至高とされているじゃないですか?

わたしは、やっぱり、

現代に生きている以上、

自分でなくても、

この同じ時代に生きる人が、

歴史を作る瞬間をたくさん見たい

んですよね。

だから、

はみだし者とか、変わり者とか、そんな人、大好きです。

「もっとやれ!」なんて思っちゃいます。

作者の宇田さんは、

会社はやめたものの、

この新楽器ウダーで、大儲けしてやろうとは全く思ってないそう。

うーん、いつだって、

時代を突き動かすのは、

情熱と純粋さですね。

いつかはメジャー楽器に?

いかがだったでしょうか?

ウダー職人は、現在、

地球上に宇田さん一人ですが、

「大人の化学」という雑誌で

付録化することが計画されているようです。

(ちなみに現在注文すると価格は40万だそうで。)

いつかは、わたしも、これぜひ、手にして、

「My 挫折楽器コレクション」に加えてみたいものです…。

そんな、新楽器ウダーの楽しい情報をお送りしました。

メジャーの階段を駆け上がる、こちらは歌手の話。その名も…
>>さくらしめじって何?キノコ、いやフォークデュオユニットなんです

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ABOUTこのブログをかいている人

演劇と文筆活動をしながら、画家の助手、占い師の助手、著名人のゴーストライターなど、数々の”珍職”を経験。現在は、童話作家、フリーライターの顔を持ちながら「ストーリーカウンセラー」としても活動中。こちらのブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決する方法・考え方を中心に、個人的に興味のあることを”総合的に”紹介しています。