山田太一がインタビューで語ったキムタクドラマの作り方

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”ドラマ冬の時代”と言われながらも、

「あさがきた」や「下町ロケット」など、

世間の話題となり、高視聴率を獲るのは、

やはりバラエティー番組ではなく、

人気ドラマですね。

今回は、

日本テレビドラマ脚本の大家

山田太一さんのインタビューを見ながら、

日本のドラマ界を考察してみます。

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山田太一さんって?

山田太一さんは、

1934年生まれ、東京出身、現在81歳の

脚本家・小説家です。

早稲田大学を卒業し、

小説家を目指しながら教職に就こうとするも、

何の因果か松竹に入社し、映画の世界へ

木下恵介氏の作品をテレビドラマ化するお仕事から、

脚本家の道へ。

1963年のデビューからなんと、

50年以上に渡り、

日本テレビドラマ界を支えてきた重鎮です。

代表作は、

『高原へいらっしゃい』 TBS 1976年
『ふぞろいの林檎たち』 TBS 1983年

など多数。

小説家としては、

『異人たちとの夏』などが有名です。

(↑大林宣彦監督によって映画化され、片岡鶴太郎さんが日本アカデミー助演男優賞を獲ったアレです。わたし、この映画大好き!)

その作風とスタイル

最近は、小説や漫画をドラマ化するのが

主流になっちゃってますが、

山田太一さんの作風は、

ストーリーは比較的起伏が少なく、

淡々と出来事が展開していくケースものがほとんど。

しかし、心に葛藤を抱える登場人物は、

日常生活のなかでその思いをセリフとして爆発させます。

あくまでも、

ドラマを絵空事として捉えるのでなく、

誰にとっても、日常の延長線上であるように感じさせる、

リアルな作風ですね。

(漫画でも小説でもない、逆にこういうのこそが、”ドラマ”の本来の姿・楽しみ方なのかもしれませんが。)

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キムタク含め、現代のドラマ事情を斬る!

(以下、「サイゾー」のインタビュー記事より)

こんな(まじめな)作風の山田太一さんですが、

なぜか宮藤官九郎作品がお気に入りのようで、

『あまちゃん』はもちろんのこと、

興行成績の振るわなかった『中学生丸山』

ですらも大絶賛しています。(映画の面白さが非常によく出ていると。)

山田太一さんの言葉を借りると

宮藤さんは、

「お客さんをバカにせずに、馬鹿なことをやっている」

のだとか。

また

昨今の日本ドラマに対しては、

「『いい作品を作ろう』というより『いい商品を作ろう』という意識になっている」

と指摘しています。

また、

「人気のある俳優さんを揃えて視聴率を計算したって、ドラマはできない」

と。

そして、

昨今のドラマ作りの象徴的存在、ジャニーズ…そして

そのジャニーズの象徴的存在

”キムタク”に関しても

「二枚目ほど方向転換がむずかしい」

と語った上で

「彼がいつもちょっと演技の中で、不平そうな声を出すのを、

わざと作品の中でもっと引き出して、

みんなで笑いものにしちゃうのもいい」

なんて提案しています。

…これ、

大御所ならでは大胆な提案ですけど、

昨今のドラマがその目にどう映っているか、

その見方に関しては、

実は、

日本のほとんどの人が感じていることと、同じのような気がします。

エラーのない人生などつまらない

もっと視野を広げてみると、

日本ドラマだけでなく、

ハリウッド映画も続編ばかり、

ゲームの世界だって、続編ばかりの世の中です。

「エンターテインメントの創世記」を

とっくに過ぎて、

「円熟期」すらも

とっくに過ぎて、

「技術」だけが進歩していく中、

肝心の

「ネタ」が切れてしまっている…

というのが現代だと思います。

「エラーのない人生などつまらない」

とは、山田太一さんの言葉。

クリエイターの方々にはぜひとも、

興行的な失敗すらも恐れずに、

様々な「新しいもの!」

我々の目に見せて欲しいものです。

そうですね、

出てくるとしたら

それは意外と山田太一さんの作風のような、

比較的起伏が少なく、淡々と出来事が展開していく、

日常の延長線上のような世界観を持ったもの

かもしれないなぁ…

という気がします。

「殻を破る」ためには、結局は

原点回帰だった…

って、よくあることです。

この方は日本の出版界を支えてきた大物ですが、どうやら裏でもいろんなことをしているようで…
>>見城徹、暗躍する裏の顔と年収。草刈民代とも浮名を流す

こちらも80歳超えてまだまだ現役。しかしその頑張る理由は意外なものでした
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ABOUTこのブログをかいている人

大学卒業後、演劇と文筆活動をしながら、営業、販売、飲食、画家の助手、占い師の助手など、多様な職を経験。あらゆる業界に潜り込み、あらゆる人間関係に触れ、独自に人間心理の勉強をする。ひょんなことからある著名人のゴーストライターをやることになると、その後はフリーのもの書きに。このブログでは「人生のやっかいごと」をなるべくシンプルに解決できる実践方法や考え方を中心に、個人的に興味のある事柄を取り上げています。ふらっと立ち寄って何となく楽しんでもらえるような、そんな「お酒に合うブログ」を目指して。