会社を辞めたいと思った時、気をつけるべき3つのこと
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「新入社員の約3割が、3年以内に会社を辞めている」そうです。

 

これを聞いて、世間的には、

「現代の若者はなんて根性がないんだ」

という反応がほとんどだと思いますが、

これほど短絡的な見方もないと思います。

 

今回は、「会社を辞めるということ」と、

辞める場合の「辞め方」について、

個人的意見と、一般論を交えて語ります。

(※本稿の初稿は2016年8月です。)

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会社は辞めていい。それは“自我”の目覚め

多くの人は、

物心ついたら、小学校へ行くことになり、

その後は、中学校に行くことに、何の疑問も持ちません。

 

義務教育が終わった後も、

高校へ行くことに何の疑問も持たず、

その後は、大学へ行くか、就職するか、ですね。

 

目の前に用意されていたレールがあったから、その通りに進むだけ。


途中、たとえ疑問を抱いても、

どの道が正解か(成功するか)なんて分からないのだから、

とりあえず、親の望む方向に、進んであげる人がほとんどでしょうか。

 

高校卒業後から専門職についての勉強を始める人は、

迷いがなくて幸せだと思います。

 

(仕方なく、という場合であっても、

「迷わずに」日常が送れるという点では幸せです。

「迷う」のって、つらいものです。)

 

大学時代を、真の意味で有効に過ごせる人は、ほんの一握りでしょう。

 

そして多くの人が、「本当の自分」を見つけようとしても、

見つけられないまま、皆と同じタイミングで就職をします。

 

“自我”はいつか目覚めるもの。


「辞めたい」と自分の意思で思ったら、それが大切な自我。

 

人生は決断の連続です。

いや、決断こそが人生といってもいい。

 

その時の決断がよかったか悪かったかは、

その後の本人の動き次第で決まります。

 

決断自体に正解・不正解はないのです。


「辞めたい」と思ったら、目の前の道は、たった2つ。

 

愚痴を言いながら続ける

 

か、

 
スパッと辞める
 

か。

よりたくさんの勇気が必要なのは、後者です。

その勇気がないのであれば、続けるのもいいでしょう。

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どれだけ自分を信じられるかがモノを言う

現代日本は豊かです。

どれだけ不景気に陥っても、

知り合いで餓死をした人がいますか?(いない人がほとんどでしょう。)

 

法律的なセーフティーネットも、日本ほど充実している国はありません。

 

私が、以前観たテレビ番組で、こんなものがありました。

大御所タレントが伝統工芸の工場に行って、

そこの棟梁と対談していました。

 

タレントA:「やっぱり辞める人も多いですか?」

棟梁:「いるね。でも、辞めてった人は『他の仕事ができる』と思うから辞めていく。

だから実際、辞めてった人たちは、今、他の仕事で頑張ってるよ。

続けている連中はね、みんな『オレはこれしかできないから』って言ってる。

いい意味でも、わるい意味でもね(笑)」


……確かに、

「自分はこれしかできないから」

と信じ込んで仕事をする姿勢は大事です。

(しかもこの場合は、技術に限界のない仕事。)

 

しかし、「自分にはきっと他の仕事ができる」

という風に、自信を持つこともまた大事ではないでしょうか?

 

その人の能力がどこの現場で(どこの仕事)で開花するかなんて、

実際のところは誰も分かりません。

 

そういう意味では、

仕事を続けるにしろ辞めるにしろ、

ギャンブルはギャンブルです。

 

自分のことは自分が一番信じてあげること。

これが一番大事。

 

辞める・続ける、どちらの決断をするにせよ、

その後の自分を信じてあげてください。

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辞める時に気をつけるべきこと

ようやく、本題に入っていきます。

 

会社を辞める時に絶対に気をつけるべきこと、

それはズバリ、円満に辞めるということ。

 

つまり、その組織とケンカ別れは絶対にしてはいけない

ということです。


もし今辞めたら、たくさんの人の恨みと怒りを買い、

その後の自分を、誰も応援してくれなくなる……

 

という状況が目に見えるなら、

それは、辞めるべきタイミングではありません。

 

では、

円満に辞めるためには何が必要か?

 

それは、

・仕事へのひたむきさ

・仕事への誠実さ

・あなた自身の奥深さ(人としての魅力を披露すること)

 

です。

 

不器用でもひたむきに仕事に取り組む姿は、必ず評価されます。

ズルをせず、誠実に仕事に取り組むことも、

同じく必ず評価されています。

 

そして、

どんなことでもいいのですが、あなたの得意分野の知識や特技を

披露しておけば、あなたがその組織を離れても、

あなたのことを思い出し、会いたいと思ってくれる人がいるでしょう。

 

この3つがしっかりできた上で、

もっと上のステージへ進みたいと思うのならば、

いつ辞めても構いません。

 

この3つができていれば、

組織の人たちは、その後のあなたのことを、

きっと応援してくれるでしょう。


毎回、このようにして辞めていけば、

「転職を重ねるという行為」は、

「あなたという人間の魅力」を世の中に布教していくようなもの。

 

何も恐れることはないのです。

勇気と自信を持って前に進んでください。

 

たとえそれが「逃げ」であると感じても、

その後、責任を取らなくてはいけないのは、

紛れもなく当の自分。


決断するというのは、それだけでカッコいいことじゃないですか。

 

第一、人間というもの、履歴書のために生きているわけではありません。

 

……とまぁ、以上のことを踏まえながら、

あくまでも慎重にやってくださいね。

この記事を読んでくださったあなたを応援しています。

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