
「人相占い」は、
正式には、「観相学」といい、
人相や手相の形状を見てその人の性質や運命を読み取る学問の一種です。
これは占いの一種と思われがちですが、
これは、当たるとか当たらないといった世界ではなく、
“統計学”としての位置付けとなるんですね。
ですから、
信じる信じないという判断をするのではなく、
「そういう顔の人は、そういうタイプが多い」
ということで、
基本的なところは知っておいて損はありません。
輪郭で見分ける
人の顔を見たときに、最初に目に入る「顔の輪郭」で、
おおまかにその人のタイプが分かります。
タイプはたった3タイプ。
前向きで社交上手。多少辛いことがあっても明るく振舞うことができます。
飽きっぽいところが短所です。
(例:能年玲奈さん、榮倉奈々さんなど)
学者に多いタイプで、物事を深く考えられて繊細です。
ただ、考えすぎて落ち込むことも多いです。
(例:桐谷美玲さん、佐藤健さんなど)
たくましくて頼り甲斐があるので、リーダーとして信頼されます。
頑固で決めつけが多く、細かいことに気が付かないのが難点です。
(例:上戸彩さん、西田敏行さんなど)
……と、このように、
分かりやすい有名人の顔を挙げてみましたが、
「どうも見分けがつかないな」という方もいるかと思います。
ポイントは、
頰(ほお)の形と広さですね。
●頰が丸みを帯びていれば、丸顔
●頰の両サイドが狭ければ、三角顔
●頰が横に広ければ、四角顔
ということになります。
アゴとエラはどう見る?
顔全体の輪郭にも、通じるところがあるのですが、
今度は、これも見た目の印象に大きく関わってくる、
『アゴとエラ』
についてふれていきます。
アゴが三日月のようにクイッと出ている人は、
言いたいことをしゃべる攻撃的なタイプです。
何か言われたら倍にして返すのが特徴で、
非常に自己主張が強いとされています。
(例:島田紳助さん、綾瀬はるかさんなど)
エラが張っている人は、奥歯を噛みしめる時間長かったということで、我慢をし続けてきた人。
当然、非常に我慢強いタイプです。
(例:光浦靖子さん、栗山千明さんなど)
エラが張っているのは、もちろん遺伝的な要素もありますが、
むしろ、後天的な要素が強く、
噛み合わせの調整などで治る場合も多いそうです。
結婚や恋愛に向いているのは?
人それぞれ、
顔や性格には個性があってしかるべき。
ですから、
単純に、どれが一番良いというわけではなく、
どの特徴も、相手次第でうまくピースがはまることもあります。
たとえば、
『アゴが出ていて自己主張が強いタイプの人』は、
『エラが出ていて我慢強い人』との相性がとても良いようです。
(アゴの出ている人の自己主張を、エラが出ている人が受け止めるのですね。)
ですが、
恋愛、特に結婚ともなると、2人で話し合いながら、
いろんなものごとを決めていかなくてはいけません。
(エラが出ている人が、ずっと我慢しているわけにもいきませんよね。)
その時、重要なのは、
「耳たぶ」
です。
耳たぶがしっかりある人は、自分の話を聞いてくれます。
反対に、
耳たぶが切り立っている人は、
自分の話をあまり聞いてくれないかも知れません。
あくまでも統計学上のお話ですが……。
(ちなみに、プロ野球選手で言えば、松井秀喜さんは、耳たぶがとても長いですが、イチローさんは、耳たぶはほとんどありません……。どのタイプが成功するというわけではないようです。)
というわけで、
今回は、パッと見て分かりやすい
人相占い(観相学)についてでした。
でも、
あまり強く「偏見」を持たないように注意してくださいね。
人相も手相も、
環境や心持ちによって変わってくるものですから。
(最短だと半年ほどで変わってくることもあるそうですよ。
特に、耳たぶなどは。)