米ぬか肥料の使い方と、その効果の仕組みを大検証
Couleur / Pixabay
Pocket

今年に入り、初めて米ぬかを入手し、

その万能ぶりに驚いている私。

(主に、洗顔歯磨きに使っているのですが。)

 

今回は、

私としてもまだその効果を計りかねている

肥料としての使い方

について、

少しつっこんで書いていきたいと思います。


では、

すんごく興味ある方も、

ほどほどな方も、

分かりやすくまとめてみたので、ご覧ください。

(※本稿の初稿は2017年9月です。)
Sponsored Link

葉の表面には菌がたくさんいる

私は、マンション住まいですが、

ベランダには盆栽の鉢がたくさんあります。

ほとんどは極小バラの類なのですが、

バラの病気で多いのが、何といってもうどんこ病

IMG_1543
↑きれいに咲いていますが、

ところどころ、葉っぱの表面が白く粉を吹いたようになってますね。

これがうどんこ病です。

 

これに、上からパラパラと米ぬかをふってやるだけで

なぜか、この症状(病気)が治るんです。

 

これって、

どうしてこのようなことが起こるかというと、

 

実は、

葉っぱの表面には

植物から分泌された物質をエサにして繁殖する

微生物がたくさんいるんです。

 

で、

そこにはちょうど

人間の腸の内側のひだ“腸内フローラ”のように、

善玉菌悪玉菌がいて、

 

米ぬかは、

この善玉菌を助ける役割をするんですね。

Sponsored Link



植物はなぜ病気になるか?

(ここから、ちょっと難しい話になっていきますが、

どうぞお付き合いください。)

 

ご存知のように、

人間の腸内って、

善玉菌だけがいればいいというわけではありません。

 

善玉菌が優勢でありつつも、

悪玉菌と常に共生し、

バランスが取れていなければなりません。

 

植物の表面で行われていることも、

これとすごく似ているんですね。

<


植物の場合は、これを善玉菌・悪玉菌と表現せずに、

 

共生菌・病原菌

 

と言います。

 

ここでいう共生菌は、必ずしも善玉ではないんです。

ただ、その植物と親和性があって、そこにいるだけ。

 

病気になりやすい葉っぱというのは、

 
・エルビニア
・ハービコーラ
・バシラス
 

といった共生菌が安定せずに、

撹乱(かくらん)状態に陥っている状態なんです。

 

学校の教室に例えると、

40人で良い子クラスだったのが50人に増えると、

元いた40人まで統制が利かなくなってしまって混乱してしまうような感じ。


すると、

そのクラスを覗いた悪ガキ(病原菌)が、

「ここは居心地良さそうだ」

とばかりに入ってきて、

付着器を作り、植物細胞内に侵入していくんですね。

(ちょうど教室の机と椅子を壊していく感じでしょうか。)


……とすると、米ぬかは、さしずめ、

“泣き虫先生”でしょうか?

 

「おう、悪ガキども、ラグビーやらないか?」

って感じでやってくるのです……。

米ぬかは土にまいてもいい

通常、「葉っぱの表面にいる微生物」たちは、

(泣き虫先生に感化された生徒たちは、)

抗菌物質を出したり、

栄養分を病原菌と奪い合ったりして、

植物が健全に育つための重要な役目をしています。

 

これは、

土壌の根圏微生物と同じです。

 

ですから、

葉っぱの表面に有効な微生物を増やすには、

土に米ぬかをまくのも効果的です。


 

リン窒素がほどよく含まれている米ぬかは、

まさに菌のエサとして最適なんですね。

(米ぬかは他の有機肥料と比べても、

特に「リン」が多く含まれています。)

 

近年では農業の世界でも、

無農薬栽培の切り札として、

米ぬかには大きな期待と注目が集まっているようです。


IMG_0835
下の写真は私の盆栽の一部ですが、

鉢植えは、土に限りがあるので、

一度バランスを崩して病気にかかりやすくなると、

なかなか立ち直りにくいですね……。

IMG_0835
ですが、

米ぬかで土質改善ならびに

葉っぱの表面の微生物バランスを整えてやれば、

立ち直ってくれるかもしれません。

(現に今、かなりの勢いでその効果を発揮してくれています。)

Sponsored Link



なぜ私が米ぬかに注目するか?

なぜ私が、

肥料としての米ぬか」

洗顔料としての米ぬか」

つなげて考えようとしているかというと、

 

今年は、

ベランダの鉢植えに、ハダニの被害がすごかったんですね。

もうこれが今年、

どんなにいろんな薬剤を使っても、根絶できなかったんです……。

 

そうすると、

薬剤の使いすぎで葉っぱも弱ってきたんでしょうね。

 

今度は、うどんこ病が大発生したんです…。

で、これもなかなか治らない……。

 

最近、米ぬかをふって、

ようやく快方へ向かっているところです。


思ったのは、

結局、薬剤は植物を弱らせるということ……。

 

米ぬかのことを調べていて思ったのは、

悪いものをやっつければいい……のではなくて、

「共存」するのが一番。

 

つまり、

バランスをとってあげるということです。


そのためには、

薬剤ではなく、自然界に存在する、

“天然のもの”が一番いいのだな……

ということなんですね。

 

米ぬかで顔を洗うと、

表現するのがむずかしいほど、

なーんか、スゴク気持ちいいのも、


歯磨き剤として使って、

刺激がないにも関わらず口の中が異様にサッパリするのも、


「米ぬか」という天然素材が、

肌や、粘膜の表面と、成分の足し算引き算をしているのではなくて、

すごく“寄り添っている”からだと思うんですね。

 

そんなわけで、

今後もまたここで、

米ぬかに関する続報を発信していきたいと思っています。

↑大事なのはバランス。トムに加勢する者まで現れちゃ、
ジェリーも敵いませんよね……。

Pocket

こちらの記事もおすすめ