SC序論の本旨とは?
ここまで、SC序論では、
fa-certificate思考を整理し、第三者視点を持つ(序論①)
fa-certificateそれには昔話や故事などのストーリーが役立つ(序論②、序論③)
fa-certificate自分の頭で考えることを忘れない(序論④)
といったポイントを重点的にお話ししてきました。
これらのベースにあるのは全て、
『自分自身の力で壁を乗り越えよう』
ということです。
“ストーリー”はそのためのヒントとなります。
人は生きるヒントを得るためにストーリーを求める
どんなトラブルも、その解決法となると、案外シンプルなもの。
そうした解決法は、何かを見聞きし、その“連想”から見つかります。
「これってまるで私みたい」
「この登場人物ってまるでアノ人みたい」
「これって何だか私の置かれてる状況に似てるな」
……そんな“連想がつながっていくきっかけに、ストーリーはなってくれます。
つまり、ストーリーの中には人が生きるためのヒントが詰まっているのです。
だからこそ、人はいつの時代も本能的にストーリーを求めるのです。
世間話も、小説も、映画も、昔話も、故事も、すべてはストーリーです。
あくまでもヒントであって乗り越えるのは自分自身
もし、大きな壁 (悩み、迷い、不安) にぶつかったら、“答え”ではなく、“ヒント”を探してください。
人の助言や、ストーリーも、すべてヒント。
つまりは、“参考材料”に過ぎないことを忘れないでください。
その上で必ず、自分の頭で考えること。
これができない限りは、いつまで経っても、あなたは真の意味で、その壁を越えることはできません。
厳しい言い方と思われたかも知れませんが、人から手助けはいくらでも借りていいのです。
それでも、最後は自分自身……ということです。
あるべき姿ではなく、あるがままの姿を!
「普通はこうだ」
「みんなこうしてる」
「みんなと違うことはしたくない」
……そんなふうに、いつも自分の“あるがままの姿”を否定しながら、“あるべき姿”を求め、自分を押さえつけてはいませんか?
窮屈にグ〜ッと握りしめている、あなたの手の中には、“宝物”が入っています。
それが、あなたの“あるがままの姿”です。
そしてそれは、最初からあなたの手の中にあるのです。
色も形も、他の人のものとはまったく違うけれど、それこそ、あなたらしさのかたまり。
もう、〈外から仕入れた公式に数値を入力するような考え方〉は捨てて、どこにもない〈あなただけのストーリー〉を見つめてみましょう。
ストーリーカウンセリングは、そのためのお手伝いをいたします。
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