SC序論⑤/5|あるべき姿に縛られず、あるがままの姿を思い出そう!

SC序論の本旨とは?

ここまで、SC序論では、

思考を整理し、第三者視点を持つ序論①
それには昔話や故事などのストーリーが役立つ序論②序論③
自分の頭で考えることを忘れない序論④

といったポイントを重点的にお話ししてきました。

これらのベースにあるのは全て、

『自分自身の力で壁を乗り越えよう』

ということです。

“ストーリー”はそのためのヒントとなります。

 

 

人は生きるヒントを得るためにストーリーを求める

どんなトラブルも、その解決法となると、案外シンプルなもの。

そうした解決法は、何かを見聞きし、その“連想”から見つかります。

「これってまるで私みたい」
「この登場人物ってまるでアノ人みたい」
「これって何だか私の置かれてる状況に似てるな」

……そんな“連想がつながっていくきっかけに、ストーリーはなってくれます

つまり、ストーリーの中には人が生きるためのヒントが詰まっているのです。

だからこそ、人はいつの時代も本能的にストーリーを求めるのです。

世間話も、小説も、映画も、昔話も、故事も、すべてはストーリーです。

 

 

あくまでもヒントであって乗り越えるのは自分自身

もし、大きな壁 (悩み、迷い、不安) にぶつかったら、“答え”ではなく、“ヒント”を探してください。

人の助言や、ストーリーも、すべてヒント。

つまりは、“参考材料”に過ぎないことを忘れないでください。

その上で必ず、自分の頭で考えること

これができない限りは、いつまで経っても、あなたは真の意味で、その壁を越えることはできません。

厳しい言い方と思われたかも知れませんが、人から手助けはいくらでも借りていいのです。

それでも、最後は自分自身……ということです。

あるべき姿ではなく、あるがままの姿を!

「普通はこうだ」
「みんなこうしてる」
「みんなと違うことはしたくない」

……そんなふうに、いつも自分の“あるがままの姿”を否定しながら、“あるべき姿”を求め、自分を押さえつけてはいませんか?

窮屈にグ〜ッと握りしめている、あなたの手の中には、“宝物”が入っています。

それが、あなたの“あるがままの姿”です。

そしてそれは、最初からあなたの手の中にあるのです。

色も形も、他の人のものとはまったく違うけれど、それこそ、あなたらしさのかたまり。

もう、〈外から仕入れた公式に数値を入力するような考え方〉は捨てて、どこにもない〈あなただけのストーリー〉を見つめてみましょう。

ストーリーカウンセリングは、そのためのお手伝いをいたします。

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